基本情報

和名
シロオビアワフキ
分類
節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 セミ亜目 アワフキムシ科 Obiphora
英名
White-banded Leafhopper
学名
Obiphora intermedia, syn. Aphrophora intermedia
状況

写真とメモ

最新の写真

小合溜沿いの草地,2022年11月3日午前,晴れ

シロオビアワフキの成虫をセイタカアワダチソウで発見.虫のフォルムは「小さなセミ」ですね.秋も深まってもう弱っているのか,近づいても逃げないので接近して撮影できました.シロオビアワフキは初夏に幼虫が泡に包まれているのをよく見つけますが,夏に成虫になるともう泡の巣はつくらないとのこと.秋に産卵すると成虫は死んでしまい,卵で越冬します(参考1).

小合溜沿いの草地,2022年11月3日午前,晴れ

横から見たところ.翅の白帯の部分は透明感のあるパールのような光沢があります.焦げ茶色の部分には小さな白点が目立ちます.

小合溜沿いの草地,2022年11月3日午前,晴れ

こちらは触角にピントがあった写真.



園内の疎林,2020年6月14日朝,くもり

雨のかかる木の幹にアワフキムシの巣を見つけました.アワフキムシの幼虫は泡だらけの巣を作ってその中に隠れています.中の幼虫を見てみようと泡をよけてみました.よく見るアワフキムシは体が黒と赤の色をしているので,それを期待していたのですが…

園内の疎林,2020年6月14日朝,くもり

中から出てきたのは結構大きめの茶色いアワフキムシでした.調べてみた限りでは,幼虫の体が赤と黒のアワフキムシ,シロオビアワフキの終齢幼虫が羽化するときに体がこの色になるようです(参考2).よく見ると,体には濃い茶色の部分と黄色いっぽい部分があり,成虫の体の色が透けて見えていて,小さい翅には白い帯の部分が見えています.触角が黒いのが目立ちます.

園内の疎林,2020年6月14日朝,くもり

アワフキムシは日本に数十種類知られているようです.おそらくシロオビアワフキは最普通種のひとつ.公園に他の種類がいるかどうか調べるには泡の塊から幼虫を探して,幼虫で同定するしかないのでしょうか.幼虫での同定はきっと難しそう.

アワフキムシは幼虫のときだけ泡の巣をつくりますが,日本ではその特徴がそのままアワフキムシという和名になっています.一方,英語名は幼虫は spittle bug (つば吐きむし?)ですが,種としての名前は成虫の特徴を示した froghopper, leafhopperなどです.面白いですね.



参考

  1. シロオビアワフキ. “身近な昆虫図鑑(そらいろネット)”. (参照 2022-12-24) https://sorairo-net.com/insect/awafukimusi/002.html.
  2. シロオビアワフキ. “東京23区内の虫2”. (参照 2022-12-24) http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-869.html.
  3. シロオビアワフキ(白帯泡吹虫). “自然観察雑記帳”. (参照 2022-12-24) http://naturalism-2003.com/kansatsu/animal/insect/kamemushi_hemiptera/yokobai/shiroobiawafuki.html.
  4. . “”. (参照 ) .