基本情報

和名
イボタノキ
分類
被子植物類 真正双子葉類 キク類 シソ目 モクセイ科 イボタノキ属 (Ligustrum)
英名
Border Privet, Amur Privet
学名
Ligustrum obtusifolium
状況

写真とメモ

最新の写真

圃場の疎林,2022年5月15日午前,くもり

ちょうどイボタノキの花の満開の時期に遭遇したので木の全景の記念写真.くもっているからか,来ている虫はあまり多くありませんでした.



圃場, 2018年5月13日朝, くもり

圃場の通路沿いに小さな白い花が満開になっていました.花は, 先端が4つに分かれて広がった花で, ひとつひとつが小さなユリのよう.トウネズミモチに似た感じの花ですが, もっと1つの花が長いのと, この時期にはトウネズミモチの方はまだつぼみも小さい頃です.葉は常緑のトウネズミモチの葉よりも小さめで薄い落葉樹っぽい葉です.同じイボタノキ属のイボタノキでした.

圃場, 2018年5月13日朝, くもり

ここでは, 高さ2,3mになった大きな株が数本並んで植えられていて, 木全体に白い花がびっしりついて, あたりがよい匂いに包まれています.ブンブンと物騒な音がそこら中に響いているのはクマバチがたくさん来ているからでした.クマバチはあちこちすぐ動くのでなかなか写真が撮れません.アオスジアゲハ, オオハナアブなど他の昆虫も来ていました.

圃場, 2018年5月13日朝, くもり

イボタノキの株立.

圃場, 2018年5月13日朝, くもり

イボタノキは, ミドリシジミ類のウラゴマダラシジミとか, 翅の模様が動物の顔っぽいイボタガなどの幼虫の食草です.ウラゴマダラシジミがいるという話は聞いたことがないのですが, 飛ぶ力の強いイボタガならここまで飛んできて幼虫が育っていたりするとうれしいのですね.いつか見つかることがあるでしょうか.


参考

  1. “イボタノキ”. ウィキペディア日本語版. 2021-08-14. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%8E%E3%82%AD, (参照 2022-07-18).
  2. イボタノキ. “木々@岸和田”. http://zasshonokuma.web.fc2.com/agyo/i/ibotanoki/ibotanoki.html.
  3. イボタノキ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/ibotanoki.html.
  4. . “”. (参照 ) .