基本情報

和名
ヒレハリソウ, コンフリー
分類
被子植物類 真正双子葉類 キク類 ムラサキ目 ムラサキ科 ムラサキ亜科 ムラサキ連 ヒレハリソウ属 (Symphytum)
英名
Common Comfrey, Quaker Comfrey
学名
Symphytum officinale L.
状況
IUCN レッドリスト 2025-1[LC] Least Concern (絶滅のおそれなし) ver 3.1, Pop. trend stable (個体数動向 安定), Scope of assessment: Europe(検討対象:ヨーロッパ) (参考1)
時期
123456789101112
31

写真とメモ

最新の写真

水産試験場跡地,2022年5月15日午前,くもり

水産試験場跡地の周囲の草地のヒレハリソウ(コンフリー)の花が開花中です.薄紫色の花はまだ咲き始めの時期のようです.周囲の若葉に比べてヒレハリソウの葉は色がかなり濃いです.

水産試験場跡地,2022年5月15日午前,くもり

水産試験場跡地,2022年5月15日午前,くもり

蕾は濃紫色.花色よりもずっと色が濃いです.



水産試験場跡地, 2019年5月5日午前, 晴れ

ヒレハリソウという外来種の草.以前見つけたときも, 今回と同じく水産試験場跡地の復元池のまわりでした.このあたりに特に侵入しているのかな.紫色の釣鐘型の花きれいです.

水産試験場跡地, 2019年5月5日午前, 晴れ

群生しているわけではなく, 単独で生えてます.

水産試験場跡地, 2019年5月5日午前, 晴れ

濃い色のつぼみがたくさん.



水産試験場跡地, 2013年5月26日午後, 晴れ

参考2,3で,ヒレハリソウとはコンフリーのこと,と紹介されていますが, 残念ながらコンフリーという名前もよく知らなかった自分.コンフリーはヨーロッパ原産の薬草で, かつては青汁の材料とか, 天ぷら用にも使われたことがある栽培種なのだそうです.現在は野生化してどこにでも生えている帰化植物とのことですが, 特定外来種や生態系被害防止外来種に指定されてはいないので, 増えて困っているというわけではなさそうです.一方, 健康被害の可能性があるので食べないようにというお知らせが厚労省から出ています(参考4).長く利用されているということは毒性が非常に強いわけではないのかもしれませんが, だんだんわかってきたということなのでしょうか.

水産試験場跡地, 2013年5月26日午後, 晴れ

水産試験場跡地で, 丈の高い草地が刈り残されたところに生えていました.この草も1m以上あり, 釣鐘型の薄紫の花がたくさんついています.小型のハナバチ類を中心として, 虫も結構来ていました.

水産試験場跡地, 2013年5月26日午後, 晴れ

水産試験場跡地, 2013年5月26日午後, 晴れ

花の中をのぞいたところ.上の列が咲き終わった列, 中央の列が今咲いていて, 下の列がつぼみ.


その他の観察記録(写真未掲載)

  • 2025年6月22日朝,晴れ,小合溜沿いの草地.花


参考

  1. Khela, S. 2012. Symphytum officinale. The IUCN Red List of Threatened Species 2012: e.T202969A2758315. Accessed at https://www.iucnredlist.org/species/202969/2758315 on 18 July 2022.
  2. ヒレハリソウ. “山科植物資料館”(日本新薬株式会社). https://yamashina-botanical.com/botanical/%E3%83%92%E3%83%AC%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%82%A6/, (参照 2025-08-21).
  3. ヒレハリソウ(コンフリー). “植物生態研究室(波田研)のホームページ”(岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科). https://www1.ous.ac.jp/garden/hada/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/boraginaceae/hireharisou/hireharisou.htm, (参照 2025-08-21).
  4. シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて. “厚生労働省”. https://www.mhlw.go.jp/topics/2004/06/tp0614-2.html, (参照 2025-08-21).
  5. . “”. , (参照 ).