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水産試験場跡地,2024年2月24日午前,晴れ

保全池の近くの大きなプラ池に1本足でたたずむアオサギ.このプラ池はクロモなどの水草や小さな巻き貝などは入っていますが,ここには魚はいないので,エサをねらっているのではないと思います.日向ぼっこでしょうか.アオサギの青と白の姿を見ると,「お控えなすって」とか「あっしには,関わりのないことでござんす」とか言ってる股旅姿のあんちゃん(リンク先はアマゾンの「木枯し紋次郎」)を想像します.



基本情報

和名
アオサギ
分類
鳥綱 ペリカン目 サギ科 サギ亜科 アオサギ属 (Ardea)
英名
Grey Heron
学名
Ardea cinerea Linnaeus, 1758
状況
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concern ver 3.1 (絶滅のおそれなし), Pop. trend unknown (個体数動向 不明) (参考1)

写真とメモ

水産試験所跡地,2021年3月14日午後,夕方

水産試験場の水路の近くで,草むらにアオサギが座り込んでいました.水路を挟んで人がたくさん歩いている道路なのですが,ここに巣があるみたいに落ち着いた雰囲気でじっとしています.日向ぼっこ?



花菖蒲園,2014年4月29日夕方,くもり

人の少ない夕方でしたが,花菖蒲園の水路をゆっくりと飛ぶ(というか近づいて写真を撮ろうとして逃げられたところの)アオサギの写真です.ISO160 相当,シャッタースピード1/80秒という条件になっていました.首の模様がぶれてないので記念にアップ.



バードサンクチュアリ,2014年2月23日朝,くもり

バードサンクチュアリの一画にある,アオサギやカワウの巣でにぎやかな林.金網越しにのぞくと,巣に伏せてじっと動かないアオサギを見つけました.ちょうど卵を温めている時期なのだと思います.羽が濡れたようになっているのは朝露から卵を守っているということでしょうか.



水産試験場跡地,2013年8月25日午前,くもり

頭の青色がおぼろげな感じなので,若いアオサギでしょうか.水際に佇んでいました.その水面はご覧のようにアカウキクサでびっしりです.この光景を見ていて,これでは水中の魚など見えないのでは?この環境でも魚を捕れるものなのか?と不思議に思いました.もしかしたら,経験を積んだ大人のサギはこういう場所は避けるのかも,若い鳥なので骨折り損をしているのかなと.休憩しているだけなら失礼.



小合溜(圃場方面),2013年5月6日夕方,くもり

夕方,少し暗くなってきた頃,アオサギが三々五々小合溜上を低く飛んでいくのが見られました.ゆっくり飛んでくれたので,自分にもかろうじてピントを合わせることができました.アオサギの大きさ,優雅な動きを再確認できました.

小合溜(圃場方面),2013年5月6日夕方,くもり



花菖蒲園,2013年2月24日夕方,晴れ

菖蒲田の水路の縁に止まり,じっと水面をみつめていたら,すっと首を下げてなにか黒いものをくわえました.冬の水路の水面近くに一体何がいるのだろうと,あとでパシャパシャ撮った写真を探していたら,クチバシにくわえているものの正体がわかりました.写真右下の囲み部分がそれですが,これはウシガエルのオタマジャクシですね.ウシガエルのオタマジャクシは,ひと冬越してからカエルになりますが,冬の間も水中にいるので,空気を吸いにたまに水面に上がってくるんでしょうか.なるほど,これは狙い目.



小合溜沿いのヨシ原,2013年2月10日午後,晴れ

冬のヨシ原でエサ探し中.頭部の紺と白のコントラストが曖昧で,全体が灰色っぽいので幼鳥でしょうか.



水産試験場跡地,2012年6月17日午後,晴れ

人が近づけない空き地で油断しているところ.羽を広げて,口も開けて体も伸ばして日光浴?



バードサンクチュアリ,2012年5月5日午前,晴れ,撮影 Y

この季節,バードサンクチュアリからはたくさんの鳥の声が重なるようによく聞こえます.一番姿が多いのが,カワウで次がアオサギ.

バードサンクチュアリ,2012年5月5日午前,晴れ,撮影 Y

つがいで巣を守っていますが,ちょうど卵の時期でしょうか.

バードサンクチュアリ,2012年5月5日午前,晴れ,撮影 Y

水辺にもたくさんのアオサギの姿が.じっとしているのはおそらく小魚を狙っているようす.

埼玉県の鳥のレッドリストの<繁殖鳥>のカテゴリーは,目撃されるかどうかではなくて,その地域で繁殖が確認されているかどうかが基準ですが,県内のある地域で「データ不足」になっているため掲載されているようです.よくわかりません.(追記:その後アオサギは埼玉県のレッドリストから除外されました.)



参考

  1. BirdLife International 2019. Ardea cinerea . The IUCN Red List of Threatened Species 2019: e.T22696993A154525233. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2019-3.RLTS.T22696993A154525233.en. Downloaded on 03 March 2020.
  2. Ardea cinerea Linnaeus, 1758 in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/9797180 on 2024-03-03.
  3. . “”. , (参照 ).