基本情報

和名
ムモントックリバチ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハチ目 スズメバチ科 ドロバチ亜科 トックリバチ属 (Eumenes)
英名
(in Jpn.) Mumon-tokkuribachi; A Species of Potter Wasps
学名
Eumenes rubronotatus
状況

写真とメモ

最新の写真

水辺の野草園,2022年8月21日午後,くもり

水辺の野草園のハッカ(たぶん)の花で,体中が黒いトックリバチを発見.以前見つけたムモントックリバチによく似ていますが,ネット上の写真で見るムモントックリバチよりも黄色い帯の幅が狭くて,黄色い斑点の大きさも小さいです.前翅の付け根にある小さな黄色い点は一部なくなっているのもあるようです.

水辺の野草園,2022年8月21日午後,くもり

他に該当種がみつからないのでムモントックリバチに入れておきます.

水辺の野草園,2022年8月21日午後,くもり



圃場の疎林,2022年5月8日朝,晴れ

圃場のイボタノキの白い花が咲き始めていたので見ていたときに葉上でみつけた黒いハチです.体は基本黒で細い黄色い帯があるのみのドロバチ類.細くくびれた腰が特徴で,同じドロバチ類で園内で見たことのあるオオフタオビドロバチよりもかなりスマート?グラマー?です.いわゆるトックリバチ(=ミカドトックリバチ)かなと思ったのですが,帰ってから確認したところミカドトックリバチは胸背の前部に1対の黄色い紋があるはずで,それを含めて黄色い帯以外に紋がないのはムモントックリバチという別種のようです.

圃場の疎林,2022年5月8日朝,晴れ

トックリバチを含むドロバチ類は,スズメバチ科に含まれていて針には毒がありますが,攻撃性もなく,捕まえでもしない限り刺されない種類です.スズメバチ類とは違って単独行動をして大きな巣を作りません.トックリバチの巣は,名前の由来になっている球形で入口の細くなった徳利?型の巣をつくります.いつか園内で見られるとよいのですが.



参考

  1. ムモントックリバチ. “東京23区内の虫 2”. (参照 2022-07-03) http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-2606.html.
  2. 虫を調べる ムモントックリバチ?. “廊下のむし探検”. (参照 2022-07-03) https://roukanomushi.blog.fc2.com/blog-entry-2026.html.
  3. Eumenes rubronotatus rubronotatus Perez, 1905 ムモントックリバチ本州亜種. “蜂が好き”. (参照 2022-07-03) https://www.raipon.jp/hachi/?p=891.
  4. ムモントックリバチ(サムライトックリバチ). “平群庵昆虫写真館”. (参照 2022-07-03) http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/tokkuri_mumon.htm.
  5. . “”. (参照 ) .