基本情報

和名
オオフタオビドロバチ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハチ目 スズメバチ科 ドロバチ亜科 フタオビドロバチ属 (Anterhynchium)
英名
(in Jpn.) Oofutaobi-dorobachi; a species of Potter Wasps
学名
Anterhynchium flavomarginatum
状況

写真とメモ

最新の写真

水辺の野草園,2022年8月21日午後,くもり

今度は横からの写真が撮れました.この種類のオスとメスの違いについて参考5にありました.オスでは触角の第1節や足の脛節などが黄色ということで,上の写真の個体はオスのようです.これまで撮った写真では,2020年の個体以外はみなオス?



水べの野草園,2022年8月6日朝,くもり

オミナエシの花に来ていたオオフタオビドロバチ.近くからじっくり撮影できたので,以前撮れていなかった顔の写真が撮れました.黄色い部分は頭盾板,触角の根元と触角の間など,黒と黄色のバランスがいい顔です.

水べの野草園,2022年8月6日朝,くもり



水べの野草園,2020年9月21日午後,晴れ

葉上にいたハチを撮って帰って調べたら,以前撮影したのと同じオオフタオビドロバチ.参考3によると,この種類はカミキリムシの脱出口などの穴を巣にして,メイガやハマキガなどの幼虫を狩って卵を産むとのこと.小型のガの幼虫は,この公園の環境でも多そうです.



水生植物園,2013年7月22日午前,晴れ

水生植物園のあたりのワルナスビの群落のところに止まっているのを見つけました.近縁種に珍しい種類がいるようですが,これはどこにでもいる種類のようです.ドロバチ類はスズメバチ科ですが,スズメバチ類(スズメバチ亜科)の種類のような攻撃性はないそうです.参考2はオオフタオビドロバチなどのハチを対象とした生態観察の研究記録.10年以上前のもののようですが,これをやった中学生はすごいです.

水生植物園,2013年7月22日午前,晴れ

先入観かもしれませんが,体の色の感じは黒基調のすっきりとしたコントラスト,細かくない縞模様などのためか,スズメバチ類のようないかにも警戒を起こさせるような色合いではありません.むしろ綺麗な印象が強いです.



参考

  1. オオフタオビドロバチ.“東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-939.html
  2. ぼくもファーブル(竹筒トラップによるハチの生態調査). http://www.uchihashi.jp/masaya/bee/index.html.(参照 2013-08-03).
    (目録)第7回マイタウンマップ・コンクール:入賞作品一覧(文部科学大臣奨励賞 中学生の部).(参照 2022-10-02) http://www.cec.or.jp/mtm/winner/07th/index.html.
  3. オオフタオビドロバチ 竹筒に巣作り、泥でふた(こどもタイムズ). “西日本新聞me”. (参照 2022-10-02) https://www.nishinippon.co.jp/item/n/402213/.
  4. オオフタオビドロバチ. “日本竹筒ハチ図鑑(森林総合研究所)”. (参照 2022-10-02) https://db.ffpri.go.jp/BBee/Kari/browserecord.php?-action=browse&-recid=26.
  5. オオフタオビドロバチ. “平群庵昆虫写真館”. (参照 2022-11-10) http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/oofutaobidorobachi.htm.
  6. . “”. (参照 ) .