マンネンタケ Reishi Mushroom
基本情報
- 和名
- マンネンタケ、レイシ
- 分類
- 菌界 担子菌門 (キノコ類) ハラタケ綱 タマチョレイタケ目 マンネンタケ科 マンネンタケ属 (Ganoderma)
- 英名
- Reishi Mushroom
- 学名
- Ganoderma lucidum
- 状況
写真とメモ
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カサの直径 17 cm‼ 見事なマンネンタケを発見.年輪のような環状線とグラデーションのついた色合いがきれいです.漢方薬にもなるキノコだと思いますが,どちらかというときれいに磨いて飾り物にしたい感じです.
これが生えていた場所は森の中の道路際で目立つ場所なので,通りがかりに見つけた方は多かったのではないかと思います.ところが,この1週間後に通りかかってみたら跡形もなくなくなっていました.だれかが持っていってしまったのかもしれません.残念です.
ゆるく波打つカサの下には暗赤褐色のツヤツヤした柄が続きます.カサの影にまだカサのあまり伸びていない幼菌が2つ.マンネンタケの柄を持って動かしてみるとがっちり地面に固定されていて動きません.木の根?から生えているこのキノコ全体が硬いです.
同じぐらい大きく育ったのが3つありました.この場所,実は一昨年マンネンタケを見つけた場所と同じです.毎年出る場所が決まっているんですね.
春にマンネンタケを見つけたのとは別の場所です。地面から黄色い小さな突起が出ていました。幼菌の柔らかそうな見た目とは違って、このサイズのときから、指で弾くとコツコツと音がするぐらい、硬い木質でできています。指でつまんで動かしてみると、キノコと土台の木の根が一体となって、がっちり固定されています。
林の中、道端の草地に生える大きなきのこを発見。高さ20cmぐらいで、触ってみるとサルノコシカケ系と同じようなカチンコチンに硬い木質。表面はてらてらとしたツヤがあります。見たことはありませんでしたが、マンネンタケ、別名レイシ(霊芝)と呼ばれる有名なキノコでした。漢方薬として、飾り物として価値があるようです。マンネンタケという名前ですが、同じグループのオオミノコフキタケなどは何十年もかけて少しずつ育つのとは違って1年で育って枯れてしまう種類だそうです。ではなぜマンネンタケという名前がつけられたかというと、飾り物にすると長持ちするからのようです。このキノコは漢方薬用として効能の安定したものが養殖もされていて、一方、野生のものは効能のあるものとあまりないものが混在しているのであまり価値がないとのこと。
カサの拡大。カサがあまり広がっていなくて白っぽいのはまだ幼菌のようです。これから夏から秋までカサが広がって赤くなっていくのだと思います。
カサの下面は白くて、ヒダはなく、上面と同じようにつるつるした手触り。拡大すると管孔が並んでいるはずですが、暗い場所で下からの撮影では確認できず(参考1)。
柄は上の方は薄い褐色ですが、基部は派手な赤で、どこも強いツヤがあります。柄の根元の左側にこれから伸びるキノコがあります。ここも含めて柔らかいところがまったくありませんでした。柄を持ってみると地面にがっちり固定されていて、動かせませんでした。
参考
- マンネンタケ. “三河の植物観察”. http://mikawanoyasou.org/kinoko/mannentake.htm.
- 霊芝の効能(徳島新聞2001年12月30日号より転載).“徳島県医師会”. https://www.tokushima.med.or.jp/kenmin/doctorcolumn/hc/718-244.
- マンネンタケ. “きのこの雑学(株式会社キノックス)”. http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame05-3.html.
- マンネンタケ. “きのこの図鑑”. https://www.kinoco-zukan.net/mannentake.php.
- . “”. (参照 ) .
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