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カワセミの里,2025年8月17日午後,晴れ

クワの幼木にオオカマキリの幼虫.体は成虫サイズに近く,小さな翅の原基も見える終齢幼虫.

カワセミの里,2025年8月17日午後,晴れ

前から見ると前脚の間に黄色い紋.



基本情報

和名
オオカマキリ
分類
節足動物門 昆虫綱 カマキリ目 カマキリ科 オオカマキリ亜科 オオカマキリ族 オオカマキリ属 (Tenodera)
英名
Japanese Giant Mantis
学名
Tenodera aridifolia Stoll, 1813
状況
時期
123456789101112
成虫1111
幼虫1
1

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2023年11月19日朝,晴れ

草地で何かがパタパタと飛ぶ姿があり,止まったところを見るとオオカマキリでした.褐色型.前肢の付け根は薄いクリーム色.

小合溜沿いの草地,2023年11月19日朝,晴れ

オオカマキリは胸部の長さに比べて,腹部がずっと長いです.オスカメスかわかりません.胸部の幅が広めなのでメスかもしれません.この季節なのでもうメスの産卵も終わってお腹も細くなっているはず.

小合溜,2023年11月19日朝,晴れ



小合溜沿いの草地,2022年8月21日午後,くもり

道路脇のヤブカラシのからまるフェンスで大きなカマキリの成虫を発見.ヤブカラシの花に来る獲物を待ち構えている様子.カマキリを見つけるたび,チョウセンカマキリかもとチェックしてみるのですが,オオカマキリでした.区別点は左右の前肢の付け根の間の部分が薄いクリーム色なのがオオカマキリで,オレンジ色っぽいのがチョウセンカマキリ(参考1).園内では,オオカマキリはよく見るのですが,チョウセンカマキリの成虫をまだ見たことがありません.チョウセンカマキリの卵なら見たことがあるのですが.

小合溜沿いの草地,2022年8月21日午後,くもり

背中側からみたところ.胸部と腹部の長さを比べて腹部のほうがはるかに長いのがオオカマキリで,胸部が腹部に脾摘するぐらい長いのがチョウセンカマキリとのこと(参考2).腹部がほっそりしてオスのようです.



圃場の草地,2018年12月2日午後,くもり

もう12月です.この辺り一帯でセイタカアワダチソウの花が満開で,ハチやアブなど虫もたくさん集まっていましたが,その虫をじっと狙っているカマキリ発見.下の写真のように,前肢の間にオレンジ色のマークがないのでオオカマキリ.メスですが,腹部はあまり膨らんでいなかったのは産卵がもう終わったからでしょうか.気温が低いからか,近くまでカメラを近づけても逃げずに見張っていました.

圃場の草地,2018年12月2日午後,くもり



小合溜沿いの林縁,2015年11月29日午前,晴れ

野バラの茎に,オオカマキリの卵鞘をみつけました.カマキリ各種の卵(卵鞘)の形の比較は参考3にありますが,オオカマキリの卵がもっとも大きくて太い塊をつくります.これと一番大きさが近いのはハラビロカマキリの卵ですが,それと比べてもはっきりと大きさと形の違いがわかります.



周辺の住宅地の公園,2014年10月26日午後,晴れ

もう10月末なのですが,日なたでカマキリを見つけました.オオカマキリの褐色型のオスだと思います.オスは触角が長く,メスよりも小ぶりで腹部が細いです.また腹端の形が違います.

周辺の住宅地の公園,2014年10月26日午後,晴れ

頭部と胸部の前面のアップ.参考1などによると,オオカマキリとチョウセンカマキリとの違いは,左右の前肢のつけ根の間のところの色.薄いクリーム色がオオカマキリで,オレンジがかった濃い黄色がチョウセンカマキリ.



参考

  1. オオカマキリ - チョウセンカマキリとの区別. “蟷螂軒”. http://harabiro.com/ookamatotyousenn%20no%20kubetu.html, (参照 2023-11-26).
  2. 類似☆ オオカマキリ × チョウセンカマキリ 比較図Ⅰver.1.1 . “蝶鳥ウォッチング”. (参照 2022-11-16) https://yoda1.exblog.jp/14108584, (参照 2023-11-26).
  3. カマキリの卵鞘(らんしょう). “福光村昆虫記”. http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/KamakiriTamago.html, (参照 2023-11-26).
  4. . “”. , (参照 ).