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小合溜沿いの草地,2023年12月3日朝,晴れ

先月ナミテントウがたくさんいた草地で,この日はナミテントウはあまりおらず,ナナホシテントウばかり目立ちます.成虫になる時期が微妙にずれているようです.

小合溜沿いの草地,2023年12月3日朝,晴れ

草地のカナムグラはすでに場所によって枯れています.この日は暖かかったのですが,ナミテントウは地面に降りて越冬の態勢に入るものと思います.



基本情報

和名
ナナホシテントウ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 カブトムシ亜目 テントウムシ科 Coccinella 属
英名
Seven-spot Ladybird, Seven-spotted Ladybug
学名
Coccinella septempunctata
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2023年11月19日朝,晴れ

カナムグラの草地ではたくさんのナミテントウの成虫,蛹,幼虫がいましたので,この個体も羽化直後のナミテントウのつもりで撮ってきました.羽化したばかりは翅の黒い部分がまだ色づいていないので,どういう斑紋になる個体なのかまだわかりません.ナミテントウではないかも?と思ったのは,翅と頭部の間の前胸背の左右端近くの白い紋の形です.ナミテントウは後端まで届くような大きな白紋(またはその一部が不定形に黒くなる白紋)なのに対して,ナナホシテントウは前部だけが四角い白紋となるで,この個体はナナホシテントウではと思います.ということは,たくさん見られた蛹や幼虫にもナミテントウとナナホシテントウが混じっていたのかもしれません.蛹と幼虫の区別点を調べてみます.



小合溜沿いの草地,2013年11月11日お昼,晴れ

オオブタクサの若い実にとまっていたナナホシテントウの成虫です.ナナホシテントウは成虫越冬なので晩秋まで成虫が見られます.これは前から見た写真.前翅には赤い地色に黒い斑紋が7つあるのがナナホシテントウの名前の由来ですが,前から見ると,頭部と胸部,そして前翅の前縁にそれぞれ1対ずつ白い部分があるんですね.ナナホシテントウのエサはアブラムシ類だと思いますが,オオブタクサに付くアブラムシもいるのでしょうか.

小合溜沿いの草地,2013年11月11日お昼,晴れ



水産試験場跡地,2013年4月28日夕方,晴れ

ハルジオンにいたナナホシテントウの幼虫と蛹です.成虫はまだいませんでした.

水産試験場跡地,2013年4月28日夕方,晴れ



参考

  1. Coccinella septempunctata Linnaeus, 1758 in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/4990191 on 2023-11-30.
  2. . “”. , (参照 ).