カワラヒワ(オオカワラヒワ) Grey-capped Greenfinch
最新の写真
枝に止まって,実をついばんでいるカワラヒワ.体色が濃く緑がかかっているのでオスでしょうか.背中に見える「次列風切」の3列の羽の白い部分が広いので,冬鳥として大陸から渡ってくる亜種オオカワラヒワのように見えます.
基本情報
- 和名
- カワラヒワ
- 分類
- 鳥綱 スズメ目 アトリ科 カワラヒワ属 (Chloris)
- 英名
- Oriental Greenfinch, Grey-capped Greenfinch
- 学名
- Chloris sinica (Linnaeus, 1766)
Carduelis sinica (Linnaeus, 1766) - 状況
- IUCN レッドリスト 2023-1:[LC] Least Concern (絶滅のおそれなし) ver 3.1, Pop. trend stable (個体数動向 安定) (参考1)
写真とメモ
カワラヒワです.東京で見られるカワラヒワには2種類いて,一年中いるのと,冬になると中国から渡ってくるのといるそうです.これらの2群は見た目も違っていて,亜種に分けられています.1年中いるほうがコカワラヒワ,冬に渡ってくるのがオオカワラヒワ.体の大きさ以外の区別の方法は,頭部の色と,風切羽の色とのこと(参考2,3).オオカワラヒワは,背中に見える風切羽(3対)に白い部分が目立つのと,頭部が灰色のずきんをかぶったようになっているのが特徴なので,この写真のもオオカワラヒワだと思います.子供の頃からカワラヒワを見た情景といえば冬が思い浮かびますので,冬に渡ってくる個体も少なくないのでしょう.
みさと公園の人が多いエリアで.たくさんの人がそばの道路を通るのにも臆さず,カワラヒワの群れが地面に降りていました.さかんに木の実を食べているらしい様子.
開けたところにある木に,カワラヒワの群れが来ていたので,そっと近づいて写真を撮りまくりました.あとで写真を見ると,頭部の色が,他の体色よりも明るい灰色になっているようです.全部かどうかわかりませんが,大部分はオオカワラヒワに見えます.
こうやって群れを撮った写真に,カワラヒワ以外の鳥も写っていました.ウソです.ほんとです.ウソの写真はウソのページで.
参考
- BirdLife International. 2018. Chloris sinica. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T22720340A131885929. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2018-2.RLTS.T22720340A131885929.en. Accessed on 23 March 2024.
- オオカワラヒワとカワラヒワの違い. “札幌宮丘公園野鳥日記”. https://plaza.rakuten.co.jp/miyanooka/diary/200801260000/, (参照 2024-03-23).
- オオカワラヒワ♂ カワラヒワと比較してみると…. “熊野ロマンチックエリア”. https://g73mb2rdtool.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html, (参照 2024-03-23).
- . “”. , (参照 ).
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿