ゴマフリドクガ Gomafuri-dokuga Tussock Moth
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下草で,黄色いガがムシヒキアブに捕まえられているのを発見.近づいたらガを捕まえたまま飛ばれてしまい,重そうに道路に着地したのが下の写真.
黄色い翅にオレンジ色の鱗粉が散らばるゴマフリドクガのようでした.ドクガには体や脚にたくさん毛が生えていますが,かなり毛がとれているようです.触角が櫛状なのはオスでしょうか.
ゴマフリドクガは幼虫は目立つのでよく見つけていましたが成虫ははじめて.成虫の翅の模様には2型あって,翅全体が黄色いタイプと,翅の大部分が灰褐色で翅端付近だけ黄色いタイプ.後者はかつてはナカグロキドクガという別種とされていました.
基本情報
- 和名
- ゴマフリドクガ(ナカグロキドクガ)
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) ヤガ上科 トモエガ科 (Erebidae) ドクガ亜科 Orgyiini 族 ドクガ属 (Euproctis)
- 英名
- (in Jpn.) Gomafuri-dokuga; A Species of Tussock Moths
- 学名
- Euproctis pulverea Leech, 1888
syn. Somena pulverea (Leech, [1889]) - 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 成虫 1 幼虫 1 2
写真とメモ
見つけるたびに違う植物についているゴマフリドクガのキレイな幼虫.今回はクワの枝についていました.クワも食べるのか? 幼虫は黄色い部分があるからか,遠くからでも目立ちますが,まだ成虫を見たことがないです.
草地のススキの葉で,園内で見つけたことのあるゴマフリドクガの幼虫を発見.この種類はいろいろな植物を食べる種類みたいですが(参考1),ススキは食べないようです.食草の一覧にはバラ科が含まれているので,この近くにたくさん生えているノイバラを食べているかもしれません.
以前この幼虫をみつけたのも見つけたのも今回と同じ草地でした.この種類の成虫はドクガ,チャドクガと似た感じのガですが,まだ園内では見つけたことがありません.
大木に巻き付いていたツル性の植物の葉についていたド派手な幼虫です.黄色,赤,黒と踏切のような色で非常にきれいです.いわゆる警告色というのでしょうか,自分が毒を持っていることを捕食者に覚えてもらって身を守る種類ですね.ゴマフリドクガは実際に毒のある種類のようです.この植物の葉はアケビの葉のように見えますが,ゴマフリドクガはバラ科,マメ科をはじめとしていろいろな種類を食べるそうです.アケビと同じキンポウゲ目に属するボタンヅルなども食べるようなのでアケビもありかも.
幼虫越冬をするのでこの季節に幼虫が見られるわけですが,成虫はまだ園内で見たことがありません.
参考
- ゴマフリドクガ. “みんなでつくる日本産蛾類図鑑V2”. http://www.jpmoth.org/Lymantriidae/Somena_pulverea.html, (参照 2021-01-29).
- ゴマフリドクガ. “幼虫の写真図鑑(芋活.com)”. https://www.imokatsu.com/imo-gomafuridokuga.htm, (参照 2021-01-29).
- ゴマフリドクガ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_doku_goma.htm, (参照 2021-01-29).
- . “”. , (参照 ).
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