スイセン Paperwhite
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園内に一番多いのは原種のニホンスイセンまたはそれに近い品種なのですが,それ以外のいろいろな品種が咲いていたので写真を撮ってきました.上の写真はカップ咲きスイセンと呼ばれる品種群の花です.中央のオレンジ色の部分は副花冠 corona と呼ばれていて,この部分の高さによって品種が分類されているとのこと.副花冠の高さが花びらの長さと同じかそれより長いのがラッパスイセン,それよりも低いのがカップ咲きです.具体的な品種名は不明.
こちらは白くて小さな花がたくさん咲いていた別の株です.低い副花冠が白くて可憐な印象.ニホンスイセンでも1本の茎から花がいくつもつきますが,花の数がずっと多いです.シロバナスイセン Narcissus papyraceus と呼ばれる別種(に由来する品種)だと思われます.
基本情報
- 和名
- スイセン
- 分類
- 被子植物類 単子葉類 キジカクシ目 ヒガンバナ科 スイセン属 (Narcissus)
- 英名
- Paperwhite, Bunch-flowered Daffodil, Polyanthus Narcissus
- 学名
- Narcissus tazetta L.
- 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 花 2 1 1
写真とメモ
園内では真冬の花壇の彩りとしてスイセンはお馴染みですが,さくら堤の花壇のスイセン群落も咲いています.
園内のあちこちに咲いているのと同じく,原種のニホンスイセン,またはそれに近い色合いの品種です.
水辺の野草園にスイセンの群落がありました.他の季節には丈の高い別の草で覆われて気づかなかったのだと思いますが,花の咲く冬には存在感を発揮しています.園内の他の場所に見られるのと同じニホンスイセンです.
まだ咲き始めで,たくさんついているつぼみのうち,最初の1つが咲いている感じ.
スイセンといえば,葉がニラと似ていて,間違って食べてしまう事故があると聞きます.スイセンには毒があるため食中毒で嘔吐,下痢,けいれん,麻痺などの症状が出るとのこと.スイセンの毒はリコリンなどのアルカロイド他多数(参考5).
花菖蒲園の道沿いのスイセンがもう咲き始めていました.白い花被の中に黄色い部分(副花冠)のある,普通のスイセンなのですが,種類としてはニホンスイセンという名前のようです.ニホンスイセンの原種のスイセンは,もともとは地中海周辺,ポルトガルからトルコの原産の種類で,これがアジア,オセアニア,北中南米などにも広がって野生化しているものだそうです(参考1).西日本で野生化している種類は,中国南東部や朝鮮などに分布しているのと同じ亜種(Narcissus tazetta chinensis)とされています.地域による亜種とは別に,園芸品種もたくさんつくられていて世界中で親しまれています.スイセン属にはこの種類以外にも栽培されている種類があって,それらを含めた呼び名もスイセン.
公園のスイセンの花は固まって咲いていますが,野生ではないですよね.毎年植えているようには見えないので,以前植えられた球根がその後毎年花をつけているように見えます.
黄色い部分の中には雄しべも見えますが,花には実がつかないそうなので,増えるのはもっぱら球根で.
その他の観察記録(写真未掲載)
- 2026年3月15日午前,晴れ,さくら堤,花
- 2026年3月8日午前,晴れ,さくら堤,花
- 2026年2月23日午前,くもり,噴水広場,花
- 2026年2月15日午前,晴れ,花菖蒲園,花
- 2026年2月1日午前,晴れ,水辺の野草園,花
参考
- Narcissus tazetta. Wikipedia, The Free Encyclopedia. December 12, 2024, 18:12 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Narcissus_tazetta. Accessed January 20, 2025.
- “スイセン属”. ウィキペディア日本語版. 2025-01-02. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E5%B1%9E, (参照 2025-01-20).
- スイセン. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/nihonsuisen.html, (参照 2025-01-20).
- ニホンスイセン.“かぎけん花図鑑”. https://www.flower-db.com/ja/flowers/narcissus-tazetta-var-chinensis, (参照 2025-01-20).
- ニホンスイセン. “イー薬草・ドット・コム”. http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm068.htm, (参照 2025-01-20).
- . “”. , (参照 ).











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