基本情報

和名
カルガモ
分類
鳥綱 カモ目 カモ科 マガモ属 (Anas)
英名
Indian Spot-billed Duck, Spot-billed Duck
学名
Anas poecilorhyncha
状況
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concern (絶滅のおそれなし) ver 3.1, Pop. trend decreasing (個体数減少傾向) (参考1)

写真とメモ

最近の写真

小合溜,2019年5月12日午前,くもり

カワセミの里前の橋で,いつもと逆の側にカメラの列ができているなと思ったら,被写体はカルガモの親子.あちらこちらと水面を移動しながら,いろいろな姿を見せてくれるサービスタイムでした.このときは,ヒナを11頭数えられましたが,これで全部かどうか不明.見ていると,水面からはたまにゴボッと音が聞こえます.あれはきっとライギョ.ヒナをまるごと食べるサイズのライギョが小合溜にはたくさんいます.他にヒナを狙っている動物といえば,カラスネコヘビなどでしょうか.成鳥になれる率はどのぐらいでしょう.

ヒナたちは,親鳥のまわりを一定のフォーメーションを維持しながら一緒に移動する様子が見ていて飽きません.上の写真はフォーメーションその1,親の前方にヒナが孤状に集まる形.見ているとこの時間が多いので,これが通常の陣形かなと感じます.

小合溜,2019年5月12日午前,くもり

この上の写真と下の写真がフォーメーションその2,親の片側または両側にラインをつくってヒナが広がって展開した隊形.ヒナがエサを取りながら移動する感じでしょうか.カモが群れで飛ぶ時,逆Vの字に並ぶのと同じ雰囲気です.あの飛行隊形って,ヒナのときからそういう隊形になる習性があるんですね.上の写真は親の右側斜め後ろにヒナが展開しています.

小合溜,2019年5月12日午前,くもり

こちらでは,ヒナが親の左右に一直線に広がっています.

小合溜,2019年5月12日午前,くもり

こちら,上の写真と下の写真は,親の前に子供が孤状に集まる基本陣形(フォーメーションその1).

小合溜,2019年5月12日午前,くもり

小合溜,2019年5月12日午前,くもり

フォーメーション1がくずれて,親のまわりをヒナがゆるく取り囲む休憩隊形かな.ネット上では,親の後ろをヒナが一直線に縦に並んで進んでいる写真をよく見かけるのですが,このときはそういうのを一度も見ませんでした.親が移動速度を上げるとそういう隊形になりそうです.



小合溜の水路,2014年2月9日朝,くもり

記録的な大雪の翌日の朝,雪景色の中,氷の張った水路にて.たぶん,つがいですよね.



小合溜(水元大橋より),2013年7月7日お昼,晴れ

自分にとっては意外な景色を見つけました.水上に飛び出している杭にカルガモが止まっています.この突き出た杭には,手前の杭に止まっているカワウや,ユリカモメアオサギなどが止まっているのならよく見る気がします.でも,カモ類が止まっているのを見慣れていないように思います.飛んできたカモが水面に降りてくるときは,水面を滑りながら着水するイメージがあったので,杭のようなピンポイントの場所にも降りられるんだというのが意外だったわけです.こういうところに降りるには,ホバリングしながらフワッと降りないといけないですよね.



水産試験場跡地方面,2012年9月16日午前,晴れ

お休み中.目を閉じたり開いたりしていました.メス?

小合溜(水元大橋),2012年7月29日午後,晴れ

橋のそばの水上で休んでいるところ.尾の周りの羽が白っぽく縁取りされているのはメスということですが(参考2),これはメス?

小合溜(水元大橋),2012年7月29日午後,晴れ

こちらは幼鳥っぽいですね.



参考

  1. BirdLife International. 2016. Anas poecilorhyncha. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22736541A95137190. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22736541A95137190.en. Accessed on 08 January 2024.
  2. カルガモクイズ・解答編(雌雄の見分け方). “写真散歩 Photoing in neighborhood”. http://familiarsight.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-4085.html, (参照 2024-01-08).
  3. . “”. , (参照 ).