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小合溜沿いの草地,2024年11月3日午後,晴れ

クワの木にムネアカオオクロテントウがいました.マルカメムシの幼虫がおもなエサとのことですが,マルカメムシはクワにはあまり見ません.マルカメムシ以外のエサを狙っているのか,近くのクズヤブツルアズキなどから移ってきたか.



基本情報

和名
ムネアカオオクロテントウ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 テントウムシ科 Synona
英名
(in Jpn.) Muneaka-ookuro-tento; A Species of Laybird Beetles
学名
Synona consanguinea Poorani, Slipinski & Booth, 2008
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2024年9月15日朝,晴れ

草地のクズの花を撮影していたら,クズのツルや花に大きめのテントウムシを発見.ナミテントウにも見えましたが胸部がオレンジ色で翅が真っ黒の配色があまり見慣れないのと,数頭いましたがみな同じ色合いです.そして,おそらくナミテントウにしてはサイズが大きいように感じましたので撮影してみました.種類は最近広がりだした外来種でムネアカオオクロテントウでした.園内でも2020年には見つかっているようです(参考3).

小合溜沿いの草地,2024年9月15日朝,晴れ

クズにつくマルカメムシの幼虫を食べるとのこと.クズもマルカメムシも園内に多いので,これから増える種類かもしれません.

小合溜沿いの草地,2024年9月15日朝,晴れ

クズの花に付いているのもいます.原産は中国からマレー半島などのようです.日本やオーストラリアなどに侵入しているようです.



参考

  1. Synona consanguinea Poorani, Slipinski & Booth, 2008 in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/9574497 on 2024-09-27.
  2. ムネアカオオクロテントウ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-tento_muneakaookuro.htm, (参照 2024-09-28).
  3. 水元公園で外来のテントウムシを見つけました. “水元かわせみの里水辺のふれあいルーム”. https://mkawasemi.exblog.jp/28213038/, (参照 2024-09-28).
  4. . “”. , (参照 ).