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小合溜沿いの草地,2024年11月23日午前,晴れ

秋が深まってもまだ見られるウリハムシ.鞘翅が半透明の金色で,腹部の黒い色が透けてみるので,光の当たり方でいろいろな色に見える綺麗な色をしていると思います.同じような色合いに見えるのがヘクソカズラの金色に熟した実です.どちらも大好きな色です.



基本情報

和名
ウリハムシ
分類
節足動物門 昆虫綱 コウチュウ目 ハムシ科 ウリハムシ属 (Aulacophora)
英名
Cucurbit Leaf Beetle
学名
Aulacophora indica (Gmelin, 1790)
Syn. Aulacophora femoralis (Motschulsky)
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2024年4月28日朝,晴れ

朝露に濡れた草地で,たくさんのウリハムシが活動中.交尾をしているのもいました.右は横取りを狙うオスでしょうか.

日本に分布するウリハムシの学名は,中国から東南アジア,インドまで分布する種類と別種として扱うときは,Aulacophora femoralis という学名を使われてきましたが,現在は同一種として扱うことになり,Aulacophora indica とされているようです.



小合溜沿いの草地,2022年4月24日午前,くもり

最普通種のひとつ,ウリハムシですが,以前撮った写真が朝日を浴びて実物の250%ぐらいの強烈な発色になっていたので,くもりの日の普通の環境光で撮ってみました.この橙色というか地味な黄褐色がウリハムシの色ですね.胸背はオレンジ色ですが鞘翅には下の黒い色が透けていてもっと地味な色に.



小合溜沿いの草地, 2019年5月26日朝, 晴れ

朝日を横から浴びて, 鮮やかなオレンジ色に輝くウリハムシ.写真全体が派手な色ですが, 写真の色調節などは特にしていません.この色調は朝日のせいで, 本来はもっと薄い色ですね.鞘翅が黒っぽく見えるのは, 腹部が黒いのが透けて見えています.横から腹部と中肢と後肢が黒いのがみえます.

小合溜沿いの草地, 2019年5月26日朝, 晴れ

ウリハムシは, キュウリなどのウリ科の植物を食べる種類.クロウリハムシは近縁種です.園内ではどちらも多いです.



参考

  1. Aulacophora indica (Gmelin, 1790) in GBIF Secretariat (2023). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5876578 on 2024-05-03.
  2. ウリハムシ. “東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-86.html, (参照 2024-05-03).
  3. . “”. , (参照 ).