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園内の街灯,2024年11月17日夜,くもり

以前見つけたアオアツバとかなり色合いが異なりますが,参考サイトによると,アオアツバのようです.オスメスや季節型などではなく,個体レベルの差なのでしょうか.この個体は翅の地色が明るく,他の個体にもあるギザギザの内横線,真っ直ぐな外横線,亜外縁の斑点列などがみなコントラスがはっきりして目立ちます.また,前翅の中程から先端までのびる暗色部が広がって全体の印象がかなり異なります.

園内の街灯,2024年11月17日夜,くもり

翅の色調が異なっていますが,青紫色の光沢はしっかりありました.上の写真は同じ個体ですが,光を当てる角度を変えたところ.



基本情報

和名
アオアツバ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) ヤガ上科 トモエガ科 (Erebidae) アツバ亜科 Hypena
英名
(in Jpn.) Ao-atsuba; A Species of Snout Moths
学名
Hypena subcyanea Butler, 1880
状況

写真とメモ

園内の街灯の下,2024年10月13日夜,晴れ

秋に羽化して成虫で越冬する種類ですが,今年の秋も新鮮個体を見ることができました.翅が紫がかった反射をもつ,きれいなガです.外横線の濃色帯の色が目立たない個体.前翅の付け根付近は水色に光っています.



グリーンプラザ,2023年11月23日朝,くもり

グリーンプラザ付近の建物にいた,下唇鬚の長いヤガ.翅には紫色を帯びた光沢があり,きれいな種類です.アオアツバは秋に成虫が羽化し,成虫越冬する種類とのこと(参考2,3).幼虫の食樹は資料によって異なり,マメ科(参考1),ブナ科(参考2),不明(参考3)となっていました.



参考

  1. アオアツバ. “みんなで作る日本産蛾類図鑑”. http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Hypeninae/Hypena_subcyanea.html, (参照 2023-12-10).
  2. アオアツバ. “暁の蛾類図鑑”. http://kanon1001.web.fc2.com/data_musi/ga/ya_ga/AK_atuba/ao_atuba/ao_atuba.html, (参照 2023-12-10).
  3. アオアツバ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_atuba_ao.htm, (参照 2023-12-11).
  4. . “”. , (参照 ).