基本情報

和名
ヤマトキゴケ
分類
菌界 子嚢菌門 (地衣類) チャシブゴケ菌綱 チャシブゴケ目 キゴケ科 キゴケ (Stereocaulon) 属
英名
(in Jpn.) Yamato-kigoke; A Species of Snow Lichens
学名
Stereocaulon japonicum
状況

写真とメモ

園内の池、2019年10月6日午前、雨

ツブダイダイゴケヒメジョウゴゴケの生えていた池の周囲の岩で見つけた、もう1種類の地衣です。岩から木が生えて枝を伸ばしているような構造(擬子柄)をしていて、英語名 "snow lichen" にあるように、そこに樹氷のようなつぶつぶ(刺枝)がついています。先の方にある赤褐色の塊が子器ですが、最初に見たとき(一番下の写真)、子器がほとんど付いていなかったので1週間後にまた来てみたのが上の写真です。

園内の池、2019年10月6日午前、雨

この子器は赤褐色に見えますが、子器は赤褐色~黒色まであるとのこと(参考1)。

園内の池、2019年9月29日午前、くもり

1週間前に最初に見たときの写真。この地位の生えている場所は、ツブダイダイゴケほど日の当たるところではなく、ヒメジョウゴゴケほど風が当たらない湿気の多いところでもなく、中間的な、風通しのよい日陰のような場所でした。

園内の池、2019年9月29日午前、くもり

擬子柄の枝ぶりや刺枝の密度はほとんど変わりませんが、まだ子器がほとんど付いていませんでした。



参考

  1. ヤマトキゴケ - 『三河の植物観察』 http://mikawanoyasou.org/tiirui/yamatokigoke.htm
  2. ヤマトキゴケ - 『進化する地衣類図鑑(理科教材データベース・岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室)』 http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/syokubutsu/CHII/kigoke/type-52/index.html
  3. ヤマトキゴケ、石の上に生えるコケ(地衣類)です。 - 『趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩』 http://shizensanpo.seesaa.net/article/420401422.html
  4. - 『』
  5. - 『』