ケチヂミザサ Wavyleaf Basketgrass
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林内の道端のチヂミザサ地帯.花穂が出ていて,花はもう終わりかけの時期のようです.上端の小穂の雌しべは白いですが,下の花の雌しべはすでに褐色になっています.数日前の雨でこうなったのでしょうか.
こちらの花穂の花も雌しべが褐色っぽいですね.雄しべは淡褐色.花茎の毛が光っています.
基本情報
- 和名
- ケチヂミザサ
- 分類
- 被子植物類 単子葉類 ツユクサ類 イネ目 イネ科 キビ亜科 チヂミザサ属 (Oplismenus)
- 英名
- Wavyleaf Basketgrass
- 学名
- Oplismenus undulatifolius (Ard.) P.Beauv.
- 状況
- IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種:侵略的外来種(米国),原産(アジア,南ヨーロッパ) (参考1)
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 花 2
写真とメモ
チヂミザサは,林縁や明るい林床にたくさん生えている,ありふれた下草ですが,花がちょうど満開の時期でした.目立たない花なのですが結構キレイです.雌しべの柱頭は白いて,試験管を洗う柄付きブラシのような形をしています.クリーム色のが雄しべの葯.
和名には「ササ」とつけられていますが,イネ科の中でもタケやササの含まれるタケ亜科ではなく,エノコログサとかチカラシバ,ヒエ,アワなどが含まれるキビ亜科の種類.日当たりにも強いらしく,「芝生に混じってくる雑草」としてよく見るように思います.日本を含むアジアを中心に広く分布しますが,米国では侵略的外来種として扱われています(参考1).
名前の由来になっている波打った葉が特徴的.和名の「チヂミ」,英語名の wavy leaf = 波打つ葉,学名の undulati-folius = 波打つ葉,みなこの葉の様子が由来ですね.低く地面を覆うように茎と葉が広がっていき,そこから多数の花序が立ち上がっていました.
葉と茎だけ見ると,確かにササっぽいです.
茎には長い毛がびっしり付いています.葉や花序にも.和名の「ケ」チヂミザサの由来ですが,毛のほとんど生えていない個体もあり,これをチヂミザサとして区別したり,その他,いくつかの変異を亜種,変種として捉えることもあるようですが,国際的なデータベースではそれらは種内の亜種・変種として捉えられていませんでした.
赤紫色の長い毛(芒)があります.
参考
- Global Invasive Species Database (2025) Species profile: Oplismenus undulatifolius. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Oplismenus+undulatifolius on 13-11-2025.
- ケチヂミザサ. “三河の植物観察”. https://mikawanoyasou.org/data/ketijimizasa.htm, (参照 2025-11-13).
- ケチヂミザサ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/ketidimizasa.html, (参照 2025-11-13).
- . “”. , (参照 ).








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