アオキ Japanese Laurel
基本情報
- 和名
- アオキ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 キク類 ガリア目 ガリア科 アオキ属 (Aucuba)
- 英名
- Japanese Laurel, Spotted Laurel(斑入りの変種として)
- 学名
- Aucuba japonica
- 状況
写真とメモ
最新の写真
アオキの花の季節は春。アオキは雌雄異株で、以前みつけたのが雄花のついた雄株だったので、散歩しながら雌花を探していてやっと発見しました。雄花は黄色い雄しべが4つありますが、雌花は中央に大きな緑色の柱頭があります。
雌花は伸びかけた若葉の根本にかたまってついている地味な花ですね。雄花には長い花茎が枝分かれして、若葉を隠すほどの勢いで広がるのとは対照的です。
花菖蒲園の周辺のクスノキの疎林。小道のそばにたくさんあるアオキに花が咲いています。この場所のアオキは植えてあるのかもしれません。アオキの花は遠目に見ると茶色っぽくてごちゃごちゃした印象ですが、拡大してみると上品な臙脂系の色合いで形も綺麗。参考4によると、アオキは雌雄異株で、この花は雄花のようです。4つの黄色い突起がおしべのヤク。雌花があったかどうか…次の機会があれば。
この時期が満開ですね。
落葉樹が多い公園なので、冬は林内の常緑樹が目立ちますが、なかでもみずみずしい緑色のアオキの葉は目を引きます。バードサンクチュアリの近くの林で、めずらしく斑入りのアオキがあったので写真を撮ってみました。斑入りのアオキはもともとは園芸品種だと思うのですが、この場所は、自然林のかなり深いところです。どこか別の場所で鳥がアオキの実を食べて、フンとともに排出されてここで芽を出した…という感じなのでしょうか。
葉の拡大。遠目に見ると緑の葉に白っぽい点がたくさんあるように見えるだけですが、じっくり見ると黄色から緑までの何段階かの色合いがあってきれいです。
赤い実。アオキは雌雄異株なので実がつくのは雌株だけとのこと。参考3では鈴なりになった赤い実がみられますが、この場所では実は1箇所に1個づつ。
株の全体。
こちらが斑入りではない原種のアオキ。実が付いていなかったのは雄株なのかもしれません。
芽の拡大。
葉の形が、上の斑入りの株のものとちょっと違うようにも見えます。こちらのほうが葉先が急にすぼまる感じ。
参考
- アオキ(植物)(2020年3月15日 04:08 UTC) - 『Wikipedia 日本語版』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%AD_%28%E6%A4%8D%E7%89%A9%29
- アオキ育て方 - 『みんなの趣味の園芸|育て方がわかる植物図鑑』 http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-881
- 斑入りのアオキ - 『まい、ガーデン』 http://blog.goo.ne.jp/mannmo_2005/e/b1ead8db5258476e1814864596b976d2
- アオキ - 『木のぬくもり・森のぬくもり』 http://www.geocities.jp/greensv88/jumoku-zz-aoki.htm
- - 『』
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