基本情報

和名
セイヨウカラシナ
分類
被子植物類 真正双子葉類 バラ類 アオイ群 アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
英名
Brown Mustard, Chinese Mustard, Indian Mustard, Leaf Mustard, Oriental Mustard
学名
Brassica juncea
状況

写真とメモ

中央広場周辺、2017年4月29日午後、晴れ

園内に見られる菜の花、在来種のアブラナセイヨウアブラナとは違う3種類目、セイヨウカラシナをやっと見つけました。水元公園では、秋になるとあちこちの畑や花壇に在来種のアブラナの種を蒔いているようで、3月には一面の菜の花畑を楽しめますが、セイヨウアブラナやセイヨウカラシナは草地に雑草として生えています。在来種アブラナやセイヨウアブラナの花のピークは3月ですが、このセイヨウカラシナは4月下旬でやっと満開のようなので、咲く時期がかなり遅いんですね。3月にセイヨウカラシナを見つけられなかったのはこのためだったのか。

上の写真、花の拡大で花弁1枚のサイズを見るとおよそ6,7mm程度で、花弁1枚1cm以上あるセイヨウアブラナの花に比べると明らかに小さいです。一方、在来種のアブラナとはほぼ同じで、花のサイズだけで区別するのは難しい感じ。

中央広場周辺、2017年4月29日午後、晴れ

セイヨウカラシナとは、カラシナの元になった中央アジア原産の野生種で、日本には外来種として定着しています。和がらしをとるカラシナ、高菜、ザーサイなどもみなセイヨウカラシナから作られた栽培品種。栽培されているカラシナと区別するために野生種をセイヨウカラシナと呼び始めたのだと思いますが、英語名は Oriental Mustard、Chinese Mustard、Indian Mustard ですし、本当は西洋ではなくあくまでもアジア中心の種類なんですね。

セイヨウカラシナはもともとは在来種アブラナの原種ラパ(Brassica rapa)と別種のクロガラシ(Brassica nigra)の染色体を両方まるごともっている、雑種として起こった種類であることが遺伝的にわかっているようです(参考1)。

中央広場周辺、2017年4月29日午後、晴れ

こちらが茎と葉の写真で、在来種アブラナセイヨウアブラナとの一番わかり易い区別点です。葉の根元が茎の周りを巻くように囲んでいる在来種アブラナやセイヨウアブラナと違い、セイヨウカラシナは茎と葉が完全に離れています。上の写真は茎の上の方の葉。下の写真は茎の下の方にある大きい葉です。これら3種の違いについては、在来種のアブラナセイヨウアブラナのページもご参照ください。

中央広場周辺、2017年4月29日午後、晴れ

中央広場周辺、2017年4月29日午後、晴れ


参考

  1. カラシナ (2017年7月12日 19:43 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%8A
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