基本情報

和名
セイヨウアブラナ
分類
被子植物類 真正双子葉類 バラ類 アブラナ目 アブラナ科 アブラナ属
英名
Rapeseed, Oilseed Rape
学名
Brassica napus
状況

写真とメモ

最新の写真

水生植物園、2017年1月9日午後、晴れ

水生植物園の草原で、ポツリと1本だけ咲いていた、かなり背の高いアブラナです。園内のあちこちの草地でこんな感じで大きな花をつけているアブラナが見られます。

水生植物園、2017年1月9日午後、晴れ

花の拡大。花びらのサイズは1枚1cmぐらいありますので、セイヨウアブラナです。在来種のアブラナの花びらはもっと小さく数mmです。

水生植物園、2017年1月9日午後、晴れ




小合溜沿いの草地、2016年5月8日お昼、晴れ

草地に咲いていた「菜の花」です。以前、公園で植えられていた在来種のアブラナの写真のような一面の菜の花ではなく、どこからか飛んできた種が広がって自生しているのだろうと思われる群落でした。花や葉の様子から、セイヨウアブラナと判断しました。

「菜の花」の比較については、在来種のアブラナのページで書きましたが、スーパーで菜の花として売られているのが在来種アブラナで、キャノーラ油などの菜種油を採るために栽培されているのが日本に持ち込まれたセイヨウアブラナです。他にセイヨウカラシナなどもあわせて、区別点は参考3の説明が分かりやすいです。草地で自生しているのは現在ではセイヨウアブラナかセイヨウカラシナとのことです。

小合溜沿いの草地、2016年5月8日お昼、晴れ

黄色い花は、一見して在来種のアブラナよりもひとまわり大きめです。花びらのサイズが1㎝以上がセイヨウアブラナで、1㎝未満が在来種アブラナとのこと。

小合溜沿いの草地、2016年5月8日お昼、晴れ

茎と葉です。セイヨウアブラナも在来種のアブラナも、葉の付け根が茎を巻きます。茎をまかないのがセイヨウカラシナ。葉が柔らかくてしわしわなのが在来種アブラナで、厚ぼったくて育って時間がたつと白い粉を吹くのがセイヨウアブラナとのこと。


参考

  1. セイヨウアブラナ - 『Wikipedia 日本語版』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%8A
  2. セイヨウアブラナ - 『松江の花図鑑』 http://matsue-hana.com/hana/seiyouaburana.html
  3. 遺伝子組み換えナタネについて - 『遺伝子組換えナタネ調査隊-おでかけレポート-』 http://earlybirds.ddo.jp/natane/var/canolainfo/index.php