シダレザクラ Prunus spachiana Weeping Cherry
基本情報
- 和名
- シダレザクラ(イトザクラ)※ エドヒガンの栽培品種
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 バラ類 バラ目 バラ科 サクラ属
- 英名
- Prunus spachiana Weeping Cherry
- 学名
- Prunus spachiana f. spachiana (syn. Cerasus itosakura)
※ エドヒガンの学名 Prunus spachiana f. ascendens - 状況
写真とメモ
シダレザクラという名札が付いていました。シダレザクラは野生種のエドヒガンに由来する栽培品種とのことです。参考2で種の識別を行うと、エドヒガンの特徴を持っています。 挿し木で増やすサクラ類では一つの品種が遺伝子的に全く同一のクローンになっている例が多いのですが、シダレザクラは交配が行われたようでクローンではないそうです。
垂れ下がった枝先の花。花の色はソメイヨシノよりもやや濃い、“サクラらしい”色。
ちょうど満開の木。時期はソメイヨシノよりも1週間ちょっと遅い時期です。
枝につく花の密度はかなり高く綺麗。花よりも遅れて出てきた葉が見えています。
花柄がなく、小花柄が直接出ているように見えます。萼筒は壺形で、途中でくびれています。
参考
- シダレザクラ (2017年7月1日 23:44 UTC)-『ウィキペディア日本語版』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%80%E3%83%AC%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9
- 犀川,岩元:野外学習用の桜の検索表の作成とその実践.東京学芸大学紀要. 自然科学系 59: 61-67, 2007. https://u-gakugei.repo.nii.ac.jp/records/25955.
- 独立行政法人 森林総合研究所 多摩森林科学園『桜の新しい系統保全 ―形質・遺伝子・病害研究に基づく取組―』 2013. https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/chukiseika/3rd-chuukiseika5.html
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