基本情報

和名
コサギ
分類
鳥綱 ペリカン目 サギ科 コサギ属 (Egretta)
英名
Little Egret
学名
Egretta garzetta
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年版 東京都区部における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類,東京都本土部全体における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類 (参考1)
埼玉県レッドデータブック動物編2018(第4版) <繁殖鳥> 加須・中川低地における区分:[NT2] 準絶滅危惧,全県における区分:[NT2] 準絶滅危惧 (参考2)
千葉県レッドリスト−動物編(2019年改訂版)[B] 重要保護生物 (参考3)
IUCN レッドリスト 2022-2[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend increasing (個体数増加傾向) (参考4)

写真とメモ

最新の写真

水産試験場跡地,2023年3月21日午前,晴れ

池の周囲のフェンスにとまっていたコサギのうちの1頭です.足の指が黄色いのが,遠目に見てわかるので,写真を撮ってみました.指以外のところ(中間にある関節の上がスネ,関節の下が足)はすべて黒色ですが,足の先端と指がちょっと汚れた感じの黄色です.

クチバシは黒ですが,顔の眼のところがこちらも足の指の色と同じ黄色です.頭や首の下部には,繁殖期に見られる飾り羽が見えています.



小合溜沿いのヨシ原,2017年4月2日午後,晴れ

夏羽のコサギ.頭の2本の冠羽とお尻でふわっと浮いた飾り羽がきれいです.頭に冠羽があるのは夏羽だけだそうで,4月はじめには冬羽から夏羽に切り替わるということなのでしょう.冠羽はオスメスともにあるようで,長さや太さも違いはなさそうです.オスメスの違いについて書かれている資料はみつかりませんでした.



水産試験場跡地,2014年1月13日午後,晴れ

白い羽が一面に散らばっている現場を発見(タカ類の獲物(食痕) のページに).中央の飾り羽を見て,コサギと判断しました.写真のスケールは1区切りが1cm.左が翼のどこか,右は体のどこかの羽でしょうか.



小合溜沿いのヨシ原,2013年2月10日午後,晴れ

水辺のヨシ原で,獲物(おそらく越冬中のライギョの幼魚)を捕まえたところ.

※ 参考写真 清水公園(野田市),2013年1月20日午後,晴れ

冬の食事風景です.浅い水路をゆっくりと進みながら,底に積もった落ち葉や水草の残りなどを足でガサガサしていました.1,2匹の小魚を食べていました.野田市清水公園で撮影.水元公園にもこういう透明な清流があるといいなと思いました.

小合溜,2012年7月15日夕方,晴れ

真夏の夕方.水面近くにクチボソなどの小魚が泳いでいるのが見えるのですが,見ている間にスッスッと何匹も小魚をくわえていました.足の指が黄色いのが見えます.

内溜(こあゆの小路),2011年12月30日お昼,晴れ

コサギが小魚を狙っていました.この写真の直後に何匹か捕まえた模様.おそらくクチボソなどでしょう.水元公園入口近くの香取神社の横,「こあゆの小路」です.小物釣りの人が何人も短い竿を出していました.コサギは釣った魚を狙いに来るのですが,自分で捕るほうが上手なのでは.



参考

  1. レッドデータブック. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. 希少野生生物(レッドデータブック・・・). “埼玉県”. https://www.pref.saitama.lg.jp/b0508/saitamakennoyseiseibutu/reddatabook.html.
  3. 絶滅危惧種の保護に向けて. “千葉県 環境生活部 自然保護課 生物多様性センター” http://www.bdcchiba.jp/endangered/endang_index.html.
  4. BirdLife International. 2016. Egretta garzetta. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T62774969A86473701. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T62774969A86473701.en. Accessed on 28 March 2023.
  5. . “”. , (参照 ).