モツゴ(クチボソ) Topmouth Gudgeon
基本情報
- 和名
- モツゴ
- 分類
- 条鰭綱 コイ目 コイ科 モツゴ属 (Pseudorasbora)
- 英名
- Topmouth Gudgeon, Stone Moroko
- 学名
- Pseudorasbora parva
- 状況
- 千葉県レッドリスト−動物編(2019年改訂版):[D] 一般保護生物 (参考1)
- IUCN レッドリスト 2022-2: [LC] Least Concern ver 3.1 (絶滅のおそれなし), Pop. trend unknown (個体数動向 不明) (参考2)
写真とメモ
最新の写真
定規と一緒に撮ったことがなかったので撮影.大きめと感じた個体の全長はおよそ8cmぐらいでした.図鑑で8cmまでと書かれているので,通常の最大サイズはこのぐらいの大きさ.
モツゴの分布域は,ロシア,モンゴルから中国,朝鮮,日本までですが,日本では,東北以北の北日本にはもともと生息していなかったようです(参考3).千葉県でも絶滅危惧種に指定されています(参考1).それが現在は人工的な移入により日本中にいるとのこと.国内の移動のほか,中国からの移入も疑われているとありました.
肌寒いくもりの日,小物釣りの仕掛けでたくさん釣れたモツゴを記念撮影.写真を撮りたかったタナゴは釣れず.園内の水路でクチボソと呼んでる魚,もっとも多いのはこのモツゴです.体型がほぼ同じタモロコもいるようですが,見つけたことがありません.次に多いのがタイリクバラタナゴとブルーギル.
秋は,かなり育った大型の個体が混ざります.
小合溜の水面付近に浮いてじっとしてました.体の側部の黒線が見えます.餌を探しているのか,急に水温が上がって水底が酸素不足なのか.背ビレの後ろの色が変わっているのは,ケガなのか尾ぐされ病のような感染症か.
参考
- 絶滅危惧種の保護に向けて. “千葉県 環境生活部 自然保護課 生物多様性センター” http://www.bdcchiba.jp/endangered/endang_index.html.
- Bogutskaya, N. 2022. Pseudorasbora parva. The IUCN Red List of Threatened Species 2022: e.T166136A156742842. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2022-1.RLTS.T166136A156742842.en. Accessed on 07 July 2023.
- モツゴ. “侵入生物データベース(国立環境研究所)”. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/50630.html, (参照 2023-07-08).
- . “”. , (参照 ).
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