基本情報

和名
ニシキハギ
分類
被子植物類 真正双子葉類 バラ類 マメ目 マメ科 ハギ属
英名
Japanese Bush Clover
学名
Lespedeza japonica var. japonica 'Nipponica'(ビッチュウヤマハギの品種とする場合),
syn. Lespedeza japonica var. japonica f. angustifolia(ビッチュウヤマハギと同一種とする場合,
syn. Lespedeza thunbergii thunbergii 'Nipponica' (ビッチュウヤマハギをミヤギノハギの品種とする場合)
状況

写真とメモ

水べの野草園、2017年9月24日朝、くもり

水べの野草園に並んで咲いていた萩のうち、紫色の花のほうです。花の付いた枝が上にたくさん伸びていて、「秋の七草」の萩の風情です。花は色調の異なる2色の紫色になっていて、上に向いている旗弁が長く色が鮮やか、前に伸びる竜骨弁が青みがあって渋い色です。ニシキハギという種類に見えました。

古くから親しまれてきた萩は、種や品種の関係が難しく、学名が一定していないようなのですが、ニシキハギという種類は、栽培種で、元になった野生種は西日本や朝鮮、中国に分布するビッチュウヤマハギという種類とのことで、その特徴を一番多く受け継いでいる種類のようです。ビッチュウヤマハギは独立種とする場合と、ミヤギノハギの品種とする場合があるのと、ニシキハギをビッチュウヤマハギと同一種とする場合と品種とする場合があることなどで、学名の付け方が一定していないようでした。

水べの野草園、2017年9月24日朝、くもり

まだ開いていない花。横からガク(萼)が見えます。萼歯が萼筒より明らかに長く、萼歯が尖っているように見えます。

水べの野草園、2017年9月24日朝、くもり

葉の形は、一つ一つの小葉は先が尖っておらず、丸い形に見えるものが多いです。葉の丸い萩では、マルバハギという種類もあるのですが、そちらは竜骨弁が短く翼弁に隠れる形の花の形が特徴で区別できるようです。ヤマハギという種類は、ガクの萼歯が萼筒よりも短いことで区別できます。


参考

  1. ニシキハギ - 『三河の植物観察』 http://mikawanoyasou.org/data/nisikihagi.htm
  2. ニシキハギ - 『植物雑学事典(岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 植物生態研究室)』 http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/leguminosae/nisikihagi/nisikihagi.htm