不明種2(最新の写真)

園内の林,2025年10月5日朝,晴れ

以前見つけたのとは違う種類と思いますが,モリノカレバタケ類と思われる不明種です.候補の種類の特徴を見ても特定する決め手がありません.かさの上面は茶褐色で放射状のすじがあり,周囲は白です.

園内の林,2025年10月5日朝,晴れ

かさの直径は5~10mmほどで,ひだと柄は淡褐色,ひだは疎で離生または上生.

園内の林,2025年10月5日朝,晴れ

園内の林,2025年10月5日朝,晴れ

こちらのひだは柄よりも白いです.古くなると淡褐色になる模様.



基本情報

和名
モリノカレバタケ類
分類
菌界 担子菌門 (キノコ類) ハラタケ綱 ハラタケ目 ツキヨタケ科
英名
Unidentifiied Toughshank Mushroom
学名
Gen. sp.
状況

写真とメモ

不明種1

小合溜沿いの小道,2021年5月23日午前,くもり

ウッドチップの敷き詰められた道のはずれに群生していた小さな茶色いキノコです.調べてみましたが,ぴったり来る種類が見つかりませんでした.モリノカレバタケ類と書きましたが,カサやヒダの感じがモリノカレバタケ属 (Gymnopus) のヤマジノカレバタケという種類に似ていました(参考1).ところが,この属のキノコの柄は平滑で細毛が生えている上品な感じで,写真の種類は色が濃くてゴツゴツした繊維状なので,ちょっと違うようでした.

カサは平開していて直径は数mm~1.5cm程度.中心部が濃褐色で周囲は淡色.条線はめだちません.

小合溜沿いの小道,2021年5月23日午前,くもり

カサの中央部は少しくぼんでいるのが見えます.古くなるとカサは波打ったり,上に反り返ったりします.

小合溜沿いの小道,2021年5月23日午前,くもり

下面のヒダは明るい褐色でやや密で上生でしょうか.柄は濃色で繊維状,表面には粉を吹いたようになっていました.



参考

  1. ヤマジノカレバタケ. “三河の植物観察”. https://mikawanoyasou.org/kinoko/yamajinokarebatake.htm, (参照 2021-07-24).
  2. Marasmiellus villosipes. “California Fungi”. https://www.mykoweb.com/CAF/species/Collybiopsis_villosipes.html, (参照 2021-07-24).
  3. . “”. , (参照 ).