基本情報

和名
アカヒョウタンハリバエ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハエ目 ヤドリバエ科 Cylindromyia
英名
(in Jpn.) Aka-hyotan-haribae; A Species of Tachina Flies
学名
Cylindromyia brassicaria
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地、2019年6月9日午後、くもり

草地のヒメジョオンの花に来ていた細長い体のアブ、腹部に大きな赤い紋があってなかなかキレイな種類です。どういう分類群に属する種類か調べないとわからないなあと思って帰ったら、ヤドリバエ科のアカヒョウタンハリバエという種類でした。日本の他、モンゴル、ロシア、ヨーロッパまで分布するようです(参考4)。ヤドリバエ類というのは、クロバエ類やニクバエ類などとともにヒツジバエ上科のハエ類に属していて、見た目はまったく「ハエ」っぽい種類がほとんどのグループです。その中で例外的にちょっと派手めなのがこの種類でした。ヤドリバエの名前の通り、幼虫が他の昆虫の体に寄生しますが、アカヒョウタンハリバエが寄生する対象は、ブチヒゲカメムシとのこと。ブチヒゲカメムシが農業の害虫なので、益虫の扱いになっています。ヤドリバエ類だけが寄生性のハエ類という訳ではなく、ニクバエやクロバエなどにも寄生バエはいます(参考3)。

小合溜沿いの草地、2019年6月9日午後、くもり

ハリバエという名前は、針のような目立つ毛が生えていることからのようです。



参考

  1. アカヒョウタンハリバエ - 『東京23区内の虫 2』 http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-2129.html
  2. 本多 健一郎:ブチヒゲカメムシに寄生するアカヒョウタンハリバエについて - 『日本応用動物昆虫学会誌 29』(1985) https://doi.org/10.1303/jjaez.29.78
  3. ヤドリバエ (2018年8月27日 14:51) - 『Wikipedia 日本語版』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%90%E3%82%A8
  4. Pape T. & Thompson F.C. (eds). (2019). Systema Dipterorum (version 2.0, Jan 2011). In: Species 2000 & ITIS Catalogue of Life, 2019 Annual Checklist (Roskov Y., Ower G., Orrell T., Nicolson D., Bailly N., Kirk P.M., Bourgoin T., DeWalt R.E., Decock W., Nieukerken E. van, Zarucchi J., Penev L., eds.). Digital resource at www.catalogueoflife.org/annual-checklist/2019, downloaded from http://www.catalogueoflife.org/col/details/species/id/c5fe36c7b525668c7f1ae6fa5a05d8b5. Species 2000: Naturalis, Leiden, the Netherlands. ISSN 2405-884X.
  5. - 『』