基本情報

和名
マルバアオダモ,ホソバアオダモ
分類
被子植物類 真正双子葉類 キク類 シソ目 モクセイ科 トネリコ属 (Fraxinus)
英名
(in Jpn.) Maruba-aodamo; A Spceies of Japanese Ash
学名
Fraxinus sieboldiana
状況
IUCN レッドリスト 2022-2[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend stable (個体数動向 安定) (参考1)

写真とメモ

水産試験場跡地,2021年4月11日午前,晴れ

保全池と田んぼの間に植えられた木に花がついていました.糸のように細い白い花びらの小さな花が集まっていて,地味ですがきれいですね.調べてマルバアオダモの花とわかりました.はじめはアオダモだと思ったのですが,参考2のアオダモ,マルバアオダモの区別点によると,葉(羽状複葉)の様子がちょっと違うようです(4枚目の写真).アオダモは寒冷地の種類で北日本や山地が中心,マルバアオダモはは本州から九州の平地にも分布しています.

水産試験場跡地,2021年4月11日午前,晴れ

満開の木.もともとは山に自生する雑木ですが,花がきれいなので庭に植える木にも使われることがあるようですが,現在は近縁種のシマトネリコ(タイワントネリコ)のほうが一般的.

水産試験場跡地,2021年4月11日午前,晴れ

マルバアオダモには白い花びらがありますので,満開だと,あたり一面がふわっと白くなる感じになりますね.近縁のトネリコには花びらがないのでずっと地味です.

水産試験場跡地,2021年4月11日午前,晴れ

花の拡大.マルバアオダモは雌雄異株.雄株には雄しべだけのある雄花がつきますが,雌株には雄花と雄しべと雌しべの両方ある両性花がつくとのこと.黄色いのがフレッシュな雄しべ,褐色が古くなった雄しべに見えます.雌しべが見当たらないので,雄株でしょうか.

水産試験場跡地,2021年4月11日午前,晴れ

花と一緒に葉も出ています.羽状複葉です.マルバアオダモの小葉は全縁で,アオダモは鋸歯があります(参考2).また,小葉に柄があるかどうか,マルバアオダモには3mmほどの短い柄があるのに対し,アオダモには柄がないとのこと.

水産試験場跡地,2021年4月11日午前,晴れ

幹の樹皮は灰色で平滑.



参考

  1. Oldfield, S. 2018. Fraxinus sieboldiana. The IUCN Red List of Threatened Species 2018: e.T96444571A96444573. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2018-1.RLTS.T96444571A96444573.en. Accessed on 09 July 2023.
  2. アオダモ・ケアオダモ・マルバアオダモ・ヤマトアオダモ. “葉と枝による樹木検索図鑑-類似種の見分け方”. https://elm3.web.fc2.com/top/ruijisyu-miwakekata-hoka/aodamo-keaodamo-marubaaodamo-yamatoaodamo.html, (参照 2023-07-09).
  3. マルバアオダモ. “松江の花図鑑”. https://matsue-hana.com/hana/marubaaodamo.html, (参照 2023-07-09).
  4. . “”. , (参照 ).