基本情報

和名
ウラベニガサ属の不明種
分類
菌界 担子菌門 (キノコ類) ハラタケ綱 ハラタケ目 ウラベニガサ科 ウラベニガサ属 (Pluteus)
英名
Unidentified Species of Deer Mushrooms
学名
Pluteus sp.
状況
時期
123456789101112
子実体1

写真とメモ

園内の林,2025年5月18日朝,くもり

ウッドチップ置き場で,何箇所かにまとまって生えていたキノコです.成菌らしき大きいのと幼菌がありました.成菌では,平らに広がるカサには褐色で中央部が濃く,幼菌は全体が褐色で半球形.

ヒダは幼菌では白色,成菌では赤味があること,柄のつき方は離生なので,ウラベニガサの近縁種なのではと思いました.カサが褐色系で条線がある様子などは,フサスジウラベニガサ(Pluteus plautus)が似ていますが,その種類は腐葉土に生える種類ではないようです.北米のキノコのサイトにあるウラベニガサ類の検索表(参考1)を使うとクサミノシカタケ(Pluteus petasatus)にたどり着くのですが,クサミノシカタケはウッドチップに生える種類.写真で一番近いのは参考2にある「ウラベニガサ類の不明種」がそっくりに見えます.

園内の林,2025年5月18日朝,くもり

成菌のカサの表には放射状の条線があります.

園内の林,2025年5月18日朝,くもり

柄は透き通るような白色で繊維状,上の方で平べったくなっていたのはこの1本だけの特徴でしょうか.

園内の林,2025年5月18日朝,くもり

園内の林,2025年5月18日朝,くもり

成菌のヒダはやや密で全体に赤味があり,柄のつき方は離生.

園内の林,2025年5月18日朝,くもり

園内の林,2025年5月18日朝,くもり



参考

  1. The Genus Pluteus. In "MushroomExpert.com". Retrieved from https://www.mushroomexpert.com/pluteus.html on 2025-07-06.
  2. ベニヒダタケの仲間. “きのこ 迷写真館”. http://www.hedara.com/fumeikinoko/benihidatake3/benihidatake3.htm, (参照 2025-07-06).
  3. . “”. , (参照 ).