キノコ本体ではないと思うのですが,キノコの一部だと思います.キノコの種類を判別するにはキノコ(子実体)を見ないといけないので,種類は不詳です.

写真とメモ

白い房状の構造(最新の写真)

園内の林,2022年7月17日午前,晴れ

林床の枝に白い房のようなものがたくさんついているのを見つけました.菌類だとは思うのですが,自分の調査能力では詳細不明.1つ1つのサイズは1cmないぐらいで,全体は真っ白.材から出る根元ではまとまっているのですが,先端に向かうと広がって細い菌糸状の細い構造が広がります.

園内の林,2022年7月17日午前,晴れ

拡大.水滴がついているのはこの構造の特徴というよりは,周囲が湿っているからだと思います.どういう生物の構造なのかわかるまでここに保存.


オレンジ色の網状構造(コキララタケのオゾニウム?)

園内の林,2021年5月30日朝,くもり

道端の倒木の上に妙に鮮やかな赤褐色のもじゃもじゃしたものが積もっていました.生物だと思うのですが種類を知る手がかりが自分には見つからず.きっと菌類という予想で写真だけ残しておきました.結構しっかりした構造をしていて,翌週来てみたときもまだ残っていました.種類は不明ですが,よく似た構造の写真を見つけました(参考1).

あとで思いついたのは,コキララタケの子実体の周囲にできる「オゾニウム」という構造がこれなのではないかということです.コキララタケは朽木から生えるキノコですが,その周囲にオレンジ色の菌糸がカーペット状に広がることが知られています.もしかしたらこれはそれなのかもしれません.

園内の林,2021年5月30日朝,くもり

拡大.毛羽立ったような短いトゲトゲが見えるのが菌糸っぽいかなと感じたところ.


白くて長いトゲ状の構造

園内の林,2021年5月23日午前,くもり

地面の枯れ枝や落ち葉に生えていた白いトゲトゲした構造.キレイなので写真を撮ってきたのですが,なんだかよくわかりません.はじめは小さなキノコか変形菌かと思ったのですが,先端が尖っていて胞子嚢(胞子のつく膨らみ)がないので,だとしたら形成過程なのか….おそらくキノコの根元の地下に広がっているような菌類の菌糸体なのではと想像しています.それとも調べきれていないだけで,こういう形態の菌類がいるのかどうか…

園内の林,2021年5月23日午前,くもり

白いトゲの部分は,枯れ枝や落ち葉から生えている付け根だけは広がっていますが,その先は垂直にまっすぐ伸びていて,長さは1cmほど.先は尖っています.



参考

  1. 2017.8.21高麗山. “シュガーのキノコと虫の観察日記”. (参照 2022-07-15) https://ameblo.jp/jjmsugar/entry-12485980895.html.
  2. . “”. (参照 ) .