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園内の街灯の下,2024年8月18日夜,くもり

ヒメマダラミズメイガ.黄褐色と暗褐色の帯のコントラストがはっきりしているメス.発生時期は7-9月とのこと.



基本情報

和名
ヒメマダラミズメイガ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) メイガ上科 ツトガ科 ミズメイガ亜科 マダラミズメイガ属 (Elophila)
英名
(in Jpn.) Hime-madara-mizumeiga; A Species of China Mark Moths
学名
Elophila turbata Butler, 1881
Syn. Cyrtogramme turbata Butler, 1881
状況

写真とメモ

園内の街灯,2023年7月8日夜,くもり

スイレントチカガミウキクサなどの水中の植物を食べるヒメマダラミズメイガ.最近,毎年写真が撮れています.毎年見つけるということは,園内での個体数は結構多いのかもしれません.写真の個体は,翅に濃色部の目立つメスのようです.



園内の街灯,2022年7月10日夜,くもり

ヒメマダラミズメイガは,以前見つけたの同じく,翅の色の濃淡のはっきりしたメスです.日本以外は極東ロシアから中国,朝鮮,台湾に分布.



園内の街灯,2021年8月28日夜,晴れ

水生植物園の道路際の街灯で発見.ヒメマダラミズメイガは,ツトガ科のミズメイガ亜科に属する種類です.ミズメイガ類は幼虫が水生植物を食べる変わったグループで幼虫も水中で過ごすようです.この種類の食草はウキクサトチカガミアカウキクサ類スイレンなどなので(参考2),この公園にはきっとたくさんいそうな種類なのですが,見つけたのは初めてでした.写真はメスのようで,翅の基調色が濃いです.オスはもっと明るい褐色(参考2).



参考

  1. Elophila turbata. Wikipedia, The Free Encyclopedia. December 30, 2020, 14:50 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Elophila_turbata. Accessed November 1, 2021.
  2. ヒメマダラミズメイガ. “虫navi”. https://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_mizumeiga_himemadara.htm, (参照 2023-07-15).
  3. ヒメマダラミズメイガ. “みんなでつくる日本産蛾類図鑑v2”. http://www.jpmoth.org/Crambidae/Acentropinae/Elophila_turbata.html, (参照 2023-07-15).
  4. ヒメマダラミズメイガ. “北河内昆虫記”. http://osaka-insecta.sakura.ne.jp/moth/d-himemadaramizumeiga.html, (参照 2023-07-15).
  5. . “”. , (参照 ).