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小合溜沿いの草地,2024年7月28日朝,晴れ

ショウリョウバッタのペア.オスもメスも緑色型です.ものさしを近づけられたのでサイズを測ると,オスの体長が4.2cm,メスの体長が8.8cmでした.



基本情報

和名
ショウリョウバッタ
分類
節足動物門 昆虫綱 バッタ目 バッタ科 ショウリョウバッタ亜科 ショウリョウバッタ族 ショウリョウバッタ属 (Acrida)
英名
Oriental Long-headed Locust
学名
Acrida cinerea (Thunberg, 1815)
状況

写真とメモ

園内の草地,2023年8月6日朝,くもり

草地のイネ科,ススキオギかの葉にいた大きなショウリョウバッタのメス.褐色型ですが,濃色のストライプが太くてはっきりしている,おしゃれな個体です.写真を撮る間も黙々と食べて続けていました.

園内の草地,2023年8月6日朝,くもり

この草地を歩いて通り過ぎたときに見つけたショウリョウバッタは,メス2頭,オス5,6頭.オスは羽ばたいて飛び出して逃げていきますが,メスはその場で動かず,草に同化してヒトをやり過ごす作戦のようです.



園内の疎林,2023年7月30日お昼,晴れ

ショウリョウバッタ,オス.体は緑色で淡褐色のラインのあるタイプ.触角から眼を通って体の側面,前翅の縁までが褐色部.足もすべて褐色です.

園内の疎林,2023年7月30日お昼,晴れ

触角が印象的.根元は幅が広くて平べったく,先で急に細くなります.



江戸川河川敷,2014年8月31日午後,晴れ

舗装道路で交尾しているショウリョウバッタを見つけました.オンブバッタよりもオスもメスもかなり大きいので迫力があります.オンブバッタよりもオスとメスの大きさの差が激しいですね.オスはメスの横からつかまる感じになっていて,背中に乗った状態では交尾できないみたいです.驚かせてしまったしまったみたいで,メスが翅を開いて草むらに飛んで入っていきました.オスは羽ばたくメスにぶら下がっていき,草むらの中で交尾が続きました.

江戸川河川敷,2014年8月31日午後,晴れ

ショウリョウバッタの緑色型のメス.この日はメスをたくさん見かけました.

江戸川河川敷,2014年8月31日午後,晴れ

こちらは褐色型のメス.胸のこげ茶色の模様がいい感じです.



小合溜沿いの草地,2014年8月3日朝,晴れ

ショウリョウバッタのメスは,オスよりも巨大で体も太く,草にとまっているのを見つけると思わずぎょっとするほどです.これは石の上にいたので遠目でもわかりました.動きはオスよりもちょっと遅くて,逃げるときもあまり飛ばないようです.下の写真では草の中に入ったところ.イネ科の草の葉には本当に紛れやすいです.

小合溜沿いの草地,2014年8月3日朝,晴れ



花菖蒲園付近の草地,2012年9月17日午後,晴れ

草地には,キチキチいいながら飛ぶショウリョウバッタがたくさんいました.これは,ちょっと褐色の部分のあるタイプのオス.

水産試験場跡地方面,2012年9月9日午後,晴れ

これは緑色型のオス.



参考

  1. Acrida cinerea (Thunberg, 1815) in GBIF Secretariat (2022). GBIF Backbone Taxonomy. Checklist dataset https://doi.org/10.15468/39omei accessed via https://www.gbif.org/species/5099473 on 2023-08-09.
  2. ショウリョウバッタ. “昆虫エクスプローラ”. https://www.insects.jp/kon-battasyoryo.htm, (参照 2023-08-09).
  3. . “”. , (参照 ).