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園内の街灯の下,2024年8月24日夜,くもり

きれいなベニスジヒメシャク類.近縁種のうち,今回もコベニスジヒメシャクに見えます.



基本情報

和名
コベニスジヒメシャク
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) シャクガ上科 シャクガ科 ヒメシャク亜科 Chiasmia
英名
(in Jpn.) Kobenisuji-himeshaku; A Species of Geometer Moths
学名
Timandra comptaria Walker, [1863]
状況

写真とメモ

園内の街灯,2022年7月10日夜,くもり

赤褐色のラインの入った,よく見るシャクガです.今回もコベニスジヒメシャクでした.他にベニスジ~,フトベニスジ~,ウスベニスジ~ など近縁種が何種類かいるグループですが,園内で見つかるのはこれまではそのうちの1種類のみです.一般論ですが,都市化した環境で生態系が単純化すると,生態系を構成する種類数が少なくなってしまい,環境の変化に弱い生態系になる,というのが環境悪化の問題というのをちょっと思い出しました.このグループの種類がそれに該当するのかはもちろんわからないのですが.



園内の街灯の下,2020年8月29日夜,くもり

以前,園内で昼に見たことのあるガが街灯に来ていたところ.参考2に書かれている発生時期によると,8~9月は第2化の個体なのでしょうか.近縁種がいますが,羽の模様の様子が前回のとぴったり同じに見えます.



園内の草地,2020年7月12日午後,晴れ

昼の草むらにいた小型のシャクガ.斜めに走る赤茶色のラインが目立つ種類.何種類かの近縁種がいて,ベニスジヒメシャク,ウスベニスジヒメシャク,フトベニスジヒメシャクなど.ベニスジヒメシャクはラインが太くて紅色が強く,ウスベニスジヒメシャクやフトベニスジヒメシャクは,前翅の斜めのラインの外側にある薄い線(外横線)の途中が外側に膨らむ様子の違いで区別できるとのこと.コベニスジヒメシャクが最も膨らみます.



参考

  1. コベニスジヒメシャク. “みんなでつくる日本産蛾類図鑑v2”. http://www.jpmoth.org/Geometridae/Sterrhinae/Timandra_comptaria.html, (参照 2024-09-13).
  2. コベニスジヒメシャク. “自然観察雑記帳”. http://naturalism-2003.com/kansatsu/animal/insect/cho_lepidoptera/_ga/syakuga_/kobenisujihimesyaku.html, (参照 2024-09-13).
  3. コベニスジヒメシャク. “東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-644.html, (参照 2024-09-13).
  4. . “”. , (参照 ).