基本情報

和名
ツタバウンラン
分類
被子植物類 真正双子葉類 キク類 シソ群 シソ目 オオバコ科 ツタバウンラン (Cymbalaria) 属
英名
Ivy-leaved Toadflax, Kenilworth Ivy
学名
Cymbalaria muralis
状況

写真とメモ

水産試験場跡地、2020年1月13日午前、晴れ

まだ1月中旬、真冬ですが、水産試験場跡地の復元池の周囲の歩道の道端に、小さな薄紫の花が咲いているのを発見。花の形はシソ類っぽくて、サギゴケトキワハゼによく似ています。茎や葉の周囲が赤紫色に染まっていることと、葉が厚くてツヤがある感じがサギゴケ、トキワハゼとは違うので、別の種類と気づきました。ツタバウンランは大正時代に日本に入ってきた外来種で、ヨーロッパや地中海地方の原産、北海道から本州、四国などに分布しているようです(参考2)。分類上は、サギゴケ、トキワハゼとは同じシソ目ですが、こちらはオオバコ科、サギゴケなどはハエドクソウ科(サギゴケ科)と、別のグループです。

水産試験場跡地、2020年1月13日午前、晴れ

参考2には、ロックガーデン用の植物として導入されたのが逸出、参考3にはツル性の植物であるとありました。確かにコンクリの周囲にまとわりつくように茎をあちこち伸ばして広がっていました。満開に見えるのですが、開花期は春から初夏とあるので、暖冬によるフライング開花なのかもしれません。

水産試験場跡地、2020年1月13日午前、晴れ

葉が特徴的。ツヤがあって、葉の周囲と葉脈に沿ったところが赤紫色です。



参考

  1. ツタバウンラン (2019年6月5日 14:51 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%A9%E3%83%B3
  2. ツタバウンラン - 『侵入生物データベース(国立環境研究所)』 https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81470.html
  3. ツタバウンラン - 『松江の花図鑑』 https://matsue-hana.com/hana/tutabaunran.html
  4. - 『』