ミツバウツギフクレアブラムシ Mitsubautsugi-fukure-aburamushi Aphid
基本情報
- 和名
- ミツバウツギフクレアブラムシ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 カメムシ目 アブラムシ亜目 アブラムシ科 Indomegoura 属
- 英名
- (in Jpn.) Mitsubautsugi-fukure-aburamushi; a species of Aphids
- 学名
- Indomegoura nigrotibiae
- 状況
写真とメモ
アカスジキンカメムシの止まっていたアキグミの木で見つけた、体がオレンジ色で足が黒いアブラムシ。翅の生えている有翅虫です。ミツバウツギフクレアブラムシはその名の通り、ミツバウツギやゴンズイなどのミツバウツギ科の植物などにつくそうですが、この木はそうではないです。1頭だけでしたので、アキグミについているのではないのかも。この葉上には他にもヨコバイ類やテントウムシなど虫がたくさんいました。
参考1によると、ミツバウツギフクレアブラムシとよく似ている近似種に、キスゲフクレアブラムシという種類がおり、区別点は腹部に生えた角状管という黒い突起のかたちとのこと。赤矢印で示したように、途中が大きく膨らんているのがミツバウツギフクレアブラムシで、ほとんど膨らんでいないのがキスゲフクレアブラムシだそうです。
日本以外の分布がはっきりわかりませんが、Wikipedia でこの種類の記事があったのはスウェーデン語の他に、フィリピンの言語(セブ語、ワライ語)。また、ネット上で見られるタイの農業害虫の一覧に含まれていることなどから、日本の他にも東南アジアに広く生息していそうです。
参考
- ミツバウツギフクレアブラムシ - 『虫ナビ』 http://mushinavi.com/navi-insect/data-abura_fukure_mituba.htm
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