基本情報

和名
ナガミヒナゲシ
分類
被子植物類 真正双子葉類 キンポウゲ目 ケシ科 ケシ属
英名
Blindeyes, Long-headed Poppy
学名
Papaver dubium
状況

写真とメモ

最新の写真

周辺の住宅地の公園、2014年5月6日夕方、くもり

色づき始めたつぼみ。周囲に向かって広がるように生えている毛?が独特。

周辺の住宅地の公園、2014年5月6日夕方、くもり

花が終わって大きくなり始めた実。横から見るとその実の長さがわかります。

周辺の住宅地の公園、2014年5月6日夕方、くもり

ナガミヒナゲシの葉。すき間からキュウリグサの花も見えます。



カワセミの里、2014年4月13日朝、晴れ

園内のあちこちに咲いています。この花、ここ数年?あちこちの花壇でよくみる気がします。花壇にたくさん咲いている(植えられている)のとはちょっと違うようで、花壇の端のあたりにぽつぽつと数本ずつ咲いているのを見ると、以前その花壇で植えていたのがタネで増えてその後も咲き続けているのかなと思っていました。調べてみたら、この種類はポピーの仲間でナガミヒナゲシという種類(参考1)。園芸種として有名なポピーの近縁種で、植えられることもあるようですが、雑草化して外来種として広がりつつある種類だそうです。現時点ではまだ要注意外来種などには指定されてはいないようですが、その危険性を指摘するページを見つけました(参考2)。最初にみつかったのが1961年の世田谷だそうです。

花はきれいです。他のポピー類ほど派手な花ではないですがシックな感じ。茎がひょろっと長いので散漫な印象がありますが、まとめて植えたらきれいそうではあります。

さくら堤、2014年4月20日朝、くもり

上の写真はつぼみです。重そうに垂れ下がっていますが、花が咲くときにぐっと持ち上がるようです。

さくら堤、2014年4月20日朝、くもり

花の終った後の若い実。名前の由来にもなっている、他のポピー類よりも「長い実」です。


参考

  1. ナガミヒナゲシ - 『Wikipedia 日本語版』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%AC%E3%83%9F%E3%83%92%E3%83%8A%E3%82%B2%E3%82%B7
  2. ナガミヒナゲシはアレロパシー活性が強く、雑草化リスクが大きいので、広がらないようにする必要があります - 『農業環境技術研究所』 http://www.niaes.affrc.go.jp/sinfo/result/result26/result26_38.html