基本情報

和名
ベッコウバエ
分類
節足動物門 昆虫綱 ハエ目 ベッコウバエ科 ベッコウバエ属 (Dryomyza)
英名
(in Jpn.) Bekko-bae; A Species of Dryomyzid Fles
学名
Dryomyza formosa
状況

写真とメモ

最新の写真

園内の林,2021年11月7日午後,晴れ

秋の深まる樹液場にもみつかるベッコウバエ.林の一画で何頭かいました.ベッコウバエの色合いは木の幹の茶色にとけ込んでしまいますが,葉の上だと体の輪郭がはっきり見えます.体のバランスが独特な虫ですね.頭と複眼が小さめで,胸部が長いので,首が長くてなで肩です.色合いはなかなかおしゃれですね.

園内の林,2021年11月7日午後,晴れ

こちらは木に止まっている個体.おそらくこの近くに樹液の出ているところがあると思いますが,樹液は見つかりません.



園内の樹液場,2018年12月2日午後,くもり

樹液場で見つけたベッコウバエが交尾するところでしょうか.上にいる方の腹部に金色の毛が生えているのがみえるので,こちらがオスですね.この場所でベッコウバエを見たのはこのシーズンこれが最後でした.



園内の樹液場,2018年11月11日午前,晴れ

晩秋の樹液場を専有していたのは茶色い大きなハエでした.気温は低くなりましたが,近くまで来ると樹液の発酵するにおいがぷーんと漂ってきます.虫の姿はないかなと探したのですが,樹皮と似た色のハエが何頭も止まっていました.いたのはこの虫とヨツボシケシキスイぐらい.薄暗い林内ですが,なかなか逃げないので,かなり近づいて撮影できました.体も目も翅も茶色系(名前の由来のべっ甲色)で,黒い斑点や帯があるきれいな種類です.一見ショウジョウバエにも似ていますが,このハエは2cmぐらいあるので迫力があります.

日本以外では,中国から東南アジアにかけて分布する種類.樹液のほか,獣フンや動物の死体,腐ったキノコなどに来るそうです.幼虫は獣フンで育つとのことですが,このあたりですと,食べ甲斐のある獣フンはあるのでしょうか?

園内の樹液場,2018年11月11日午前,晴れ

右の中肢を翅にひっかけて翅が開いているところ.わざとこういう姿勢を?それとも肢がとれなくなった? 翅の下の腹部も茶色くて,金色の毛が密生しているのがみえます.これがオスで,メスでは腹部と腹部の毛は黒いとのこと.

園内の樹液場,2018年11月11日午前,晴れ

肢の基部(腿節の途中まで)が黒.



参考

  1. ベッコウバエ. “東京23区内の虫 2”. http://tokyoinsects2.blog.fc2.com/blog-entry-1179.html.
  2. ベッコウバエの一種. “一寸のハエにも五分の大和魂・改”. http://diptera.jp/usr/local/bin/perl/dipbbs/joyful.cgi?list=pickup&num=8305.
  3. ベッコウバエ、蜂に似た大きなハエです。“趣味の自然観察、デジカメ持ってお散歩”. http://shizensanpo.seesaa.net/article/380998629.html.
  4. . “”. (参照 ) .