ヒトスジシマカ Asian Tiger Mosquito
基本情報
- 和名
- ヒトスジシマカ
- 分類
- 節足動物門 昆虫綱 ハエ目 カ科 ヤブカ属
- 英名
- Asian Tiger Mosquito, Forest Day Mosquito
- 学名
- Aedes albopictus
- 状況
- IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種:侵略的外来種(ヨーロッパ、アフリカ、東南アジア、オーストラリア、北中南米)、原産(日本) (参考1)
写真とメモ
ネタ切れでついにカの写真まで! …ということなのですが、カは小さい虫の割に写真が非常に撮りやすい(ただし若干の犠牲ありですが)というメリットがありますので、今後も狙っていきます。このカはキノコ探しで林の周辺をうろついているときに腕に止まったところです。このカは昼行性で、朝夕がとくに活動の活発な種類。この季節、林でじっとしているとあっという間にたくさん集まってきます。写真を見ると、口吻はある程度の長さがあるはずですが、それを根元まで自分の皮膚に突き立てていますね。写真を撮っている間、刺されているところがちくちくしていました。
参考3のよく見る吸血性のカの写真の中に、この種類ヒトスジシマカも掲載されています。ヒトスジシマカは、腹部や足が黒白縞模様になっているのが肉眼でもよく見えますが、種類の決め手となるのは、胸部背面に白い線が1本あること。同じヤブカの仲間で、ヒトスジシマカよりもかなり大きいヤマトヤブカも白黒縞々の種類ですが、こちらの胸部背面は毛深くて金色っぽい色です。
ヒトスジシマカは、国際的なデータベースによると日本が原産で、世界中に広がっている種類とのこと(参考1)。広がった理由は、中古タイヤを輸出するときにタイヤの中に溜まっていた雨水にボウフラが含まれていた説が有力とのことです(参考1,2)。
参考
- Global Invasive Species Database (2018) Species profile: Aedes albopictus. Downloaded from http://www.iucngisd.org/gisd/speciesname/Aedes+albopictus on 22-10-2018.
- ヒトスジシマカ (2018年9月14日 05:26 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%82%AB
- ヒトスジシマカの同定について(PDF) - 『広島県感染症・疾病管理センター』 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/210749.pdf
- - 『』
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿