コフキヂリナリア Dirinaria Lichen
基本情報
- 和名
- コフキヂリナリア、コフキディリナリア
- 分類
- 菌界 子嚢菌門 (地衣類) チャシブゴケ菌綱 チャシブゴケ目 ムカデゴケ科 ヂリナリア属
- 英名
- Dirinaria Lichen
- 学名
- Dirinaria applanata
- 状況
写真とメモ
ケヤキの木の幹にヒナノハイゴケと一緒に生えていた地衣です。参考URLなどで調べてみると、コフキヂリナリアという不思議な名前が判明しました。緑色がかった灰色の葉のような部分が重なり合うように周囲に広がりますが、木の幹の表面からは少し浮いているようにみえます。中央部のほうには粉が吹いたような盛り上がりがたくさん。
地衣類はWikipediaによると、菌類にラン藻(シアノバクテリア)などの光から養分を作れる植物が共生している生物だそうです。分類は、植物ではなく、菌類に含まれます。水分が少なくとも生きていけるという意味では悪い環境にも生えられますが、一方、環境汚染には弱く、都会には少ないとのこと。その中では、この種類は比較的汚い環境にも生きていける種類。
遠目に見たところ
参考
- コフキヂリナリア - 『三河の野草』 http://mikawanoyasou.org/tiirui/kohukidirinaria.htm
- 進化する地衣類図鑑(Lichen database of Japan) - 『理科教材データベース(岐阜大学教育学部理科教育講座(地学))』 http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/syokubutsu/chii/
- 地衣類 - 『Wikipedia 日本語版』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E8%A1%A3%E9%A1%9E
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