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小合溜(圃場方面),2013年5月4日夕方,晴れ

小合溜のコウホネ地帯で,コウホネの花がたくさん咲いていました.よく見ると,普通の黄色い花と,たまにオレンジ色の花が混ざっています.なんでしょう? 分類表(参考4)によると,赤い花のコウホネ類というのは,柱頭(中央のめしべ)が赤いようなので,ここで見えている花びらがオレンジ色で柱頭はあくまでも黄色い花とは違うようです.同じコウホネでも,遺伝的な問題でたま色が違うのが咲くとか? とりあえずこれは保留.

小合溜(圃場方面),2013年5月4日夕方,晴れ

花がたくさん咲くと力強くて壮観です.葉の勢いに負けていないです.

さて,去年はコウホネとヒメコウホネの違いがわからなかったので(このページの一番下の方の写真),今年は柱頭の形がわかるように花の拡大写真を撮ってみました.この下の3枚ですが,どれも柱頭から尖ったぎざぎざが周囲にはみ出してるので,コウホネの特徴が出ているのだと思います.ところで,3枚の写真では柱頭はどれも同じなのですが,柱頭の周囲のおしべの様子がかなり違います.おしべが柱頭の周囲に行儀よくくっついて,びっしり並んでいるのから,おしべが周囲にそり返っているのまで.中間的な花(一部反り返って,一部がくっついているの)もありました.これは,おそらく花が咲いてからの時間経過を見ているのではないかと思っています.おしべははじめは柱頭にくっついて並んでいて,だんだん周囲にそり返ってくるとかなのかなと(想像).

小合溜(圃場方面),2013年5月4日夕方,晴れ

柱頭の周囲を囲むようにおしべが配列して,全体としておわんを伏せた形に.

小合溜(圃場方面),2013年5月4日夕方,晴れ

周辺部のおしべが外側にそり返っていて,中央付近の一部のおしべは柱頭のまわりにくっついています.

小合溜(圃場方面),2013年5月4日夕方,晴れ

ほとんどのおしべが外側にそり返っていて,中央部の柱頭が丸見えになってます.



基本情報

和名
コウホネ
分類
被子植物類 スイレン目 スイレン科 コウホネ属 (Nuphar)
英名
Japanese Spatterdock
学名
Nuphar japonica
状況
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類,東京都本土部全体における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類 (参考1)
埼玉県レッドデータブック2011 植物編 [NT] 準絶滅危惧 加須・中川低地における分布状況:○ (参考2)
千葉県レッドリスト−植物・菌類編(2017年改訂版)[B] 重要保護生物 (参考3)

写真とメモ

小合溜(圃場付近),2012年11月25日午後,晴れ

ヒメコウホネとコウホネの違いがどうもピンと来ないので,せっかく同じ園内にあるので,こちらも,花の季節ではありませんが,葉の形がわかるように写真を追加します.確かにヒメコウホネの葉よりも大きくて細長い感じです.ただ,参考5にあるような葉とはかなり印象が違います.来年は,花の拡大を観察してみたいです.

小合溜(圃場付近),2012年11月25日午後,晴れ


小合溜(圃場付近),2009年9月12日午後,くもり

小合溜で見つけた花.保全池で見られるヒメコウホネと同じかと思っていましたが,付近の大きな立て看板にコウホネと書いてありました.



参考

  1. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  2. 埼玉県レッドデータブックについて. “埼玉県生物多様性センター”. https://saitama-biodiversity-center-cessgis.hub.arcgis.com/pages/saitamardb.
  3. 千葉県レッドデータブック・レッドリストについて. “千葉県環境生活部自然保護課 生物多様性センター” https://www.bdcchiba.jp/reddatebook_redlist.
  4. 日本のコウホネ属. “河骨愛”. http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiga/Nuphar2/2.htm, (参照 2017-11-24).
  5. コウホネ. “河骨愛”. http://www.mus-nh.city.osaka.jp/shiga/Nuphar2/kouhone.htm, (参照 2017-11-24).
  6. . “”. , (参照 ).