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水辺の草地,2023年7月23日朝,晴れ

水辺で見つけたツトガっぽいガは,種類を調べるのに難儀しましたが,園内でも見たことのあるワモンノメイガという説に落ち着きました.翅端もととのっていて,翅がボロったり鱗粉がとれたりしているわけではないのですが,斑紋の色調が非常に薄く,黄褐色の地色に近い色合いです.それを除けば,斑紋の配置はワモンノメイガの典型的な様子です.



基本情報

和名
ワモンノメイガ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) メイガ上科 ツトガ科 ヒゲナガノメイガ亜科 Nomophila
英名
Rush Veneer
学名
Nomophila noctuella
状況

写真とメモ

小合溜沿いの草地,2021年11月11日午後,晴れ

草地にて.参考2によると,ワモンノメイガは夏から秋まで成虫が観察される種類です.止まっていた花はセンダングサっぽい花.今年は個体数が多かったのでしょうか。



小合溜沿いの草地,2021年9月19日午後,晴れ

草地に止まっていた細いガです.ツトガ類ってこういう形の翅だったかなと写真を撮ってきましたが,調べたらノメイガ類でした.翅にリング状の紋があって,「輪紋」という名前のついた種類.ヨーロッパから日本を含むアジアまで,北アフリカや北米など,世界に広く分布する種類のようです.幼虫が食べる植物は,参考1によると,シロツメクサなどのマメ科,ミチヤナギなどのタデ科,ほかにコムギ,ブルーベリーなども食べるようです.



参考

  1. Nomophila noctuella. Wikipedia, The Free Encyclopedia. June 18, 2021, 11:46 UTC. Available at: https://en.wikipedia.org/wiki/Nomophila_noctuella. Accessed November 30, 2021.
  2. ワモンノメイガ. “みんなでつくる日本産蛾類図鑑V2”. (参照 2021-11-30) http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Nomophila_noctuella.html.
  3. ワモンノメイガ. “北河内昆虫記 ”. (参照 2021-11-30) http://osaka-insecta.sakura.ne.jp/moth/d-wamonnomeiga.html.
  4. . “”. (参照 ) .