カントウヨメナ Kanto-yomena Kalimeris Aster
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秋になると園内のあちこちの草地で薄紫色の野菊の花が見られます.
真っ直ぐ育つと草丈は数10cmになるようですが,他の草に絡んで茎が曲がったり,地面を這ったりしているのでずっと低いです.花の部分だけ茎がすっと立ち上がって,上を向いて咲いています.
横から見たところ.
花びらが開く前,咲き始める花です.
茎の下の方の葉の形.鋸歯はゆるやかであまり深く切れ込みません.
基本情報
- 和名
- カントウヨメナ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 キク類 キク目 キク科 シオン属 (Aster)
- 英名
- (in Jpn.) Kanto-yomena; A Species of Kalimeris Asters
- 学名
- Aster yomena var. dentata (Kitam.) H.Hara
syn. Kalimeris yomena subsp. dentata (Kitam.) H.Y.Gu
syn. Kalimeris pseudoyomena Kitam. - 状況
- —
- 時期
月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 花 1 4
写真とメモ
草地に咲いている野菊ですが,自分にはカントウヨメナとユウガギクというよく似ている2種類の区別はいまだはっきりわからず.今回の写真はカントウヨメナ候補の花です.秋も深まった時期に咲いているのはあまり背丈は高くなく50 cmもない程度.
カントウヨメナは東日本に分布し,よく似たヨメナは西日本に分布するそうですが,国際的なデータベースではヨメナの学名が Kalimeris yomena,カントウヨメナはその亜種扱いで Kalimeris yomena subsp. dentata となっていました.ユウガギクは同じ属の別種です.
追記 2025-12-06)その後,分類群がAster属に変更され,カントウヨメナはヨメナの亜種ではなく変種となりました.
花の拡大.ノコンギクにはあるという長い冠毛はなし.
茎の下の方の葉です.浅く粗い鋸歯.ユウガギクは葉の切れ込みが深い傾向があるとのこと(参考3).
茎には多少枝分かれがあり,花が集まっています.ユウガギクのほうが枝分かれが多くて,分枝が独特との説明があり,このあたりも今後要チェックでしょうか.
秋になると草地で見かける薄紫色のキク科の花.以前,ユウガギク(仮)の写真を掲載したことがあります.この地域に分布している可能性があるよく似た種類では,ユウガギク,カントウヨメナ,ノコンギクなどがあり,それらの区別点から見分けてみたのですが,とくにユウガギクとカントウヨメナの違いは微妙です.今回見つけたのはカントウヨメナの特徴を持っているように見えました.以前のユウガギクっぽい方が本当にそうなのか,園内の野菊が何種類あるのかなど,今後の課題です.
花の拡大.中央の花は薄紫色.左に開いたばかりのつぼみがもうちょっと濃いピンク色です.
花の断面.筒状花も周囲にある舌状花も長い毛は生えていないのでノコンギクではなさそう.
茎の下の方の葉です.葉はノコンギクは表裏とも細かい毛があり,ざらっとした手触りと外見ですが,カントウヨメナやユウガギクはどちらかというとつるっとしているとのこと.周囲にごく粗い鋸歯がありますが,切れ込みは深くありません.ユウガギクが深く分かれる傾向があるとのこと.
その他の観察記録(写真未掲載)
- 2025年11月8日午前,くもり,小合溜沿いの草地.花
- 2025年11月2日午後,くもり,小合溜沿いの草地.花
参考
- カントウヨメナ. “植物の名前を探しやすい デジタル植物写真集”. (参照 2022-01-09) http://plantidentifier.ec-net.jp/ss_kantouyomena.html.
- ユウガギク(柚香菊)とカントウヨメナ(関東嫁菜)の比較. “山野草を育てる ”. (参照 2022-01-09) https://www.sanyasou-sodateru.com/sizenhana/ka/yuugagiku.htm.
- ユウガギク. “わぴちゃんねる”. (参照 2022-01-09) https://www.city.noda.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/026/645/ippan.pdf.
- . “”. (参照 ) .






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