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小合溜沿いの草地,2025年10月5日朝,晴れ

カンナの葉は大きくて分厚くて,秋にはかなり硬いと思うのですが,そんなカンナの葉を食べている幼虫を見つけました.幼虫はヒロヘリアオイラガの幼虫で,葉裏に数頭を見つけました.

小合溜沿いの草地,2025年10月5日朝,晴れ

参考1,2など公開されている食草情報を見ても単子葉植物を食べる例をみつけられませんでしたが,広食性なのでこういうこともあるのでしょう.無事に成虫になれたのかは不明ですが.

小合溜沿いの草地,2025年10月5日朝,晴れ

脱皮殻を見ると,長いトゲが目立ちます.イラガ類は成虫には毒はありませんが,幼虫時代のトゲが成虫の腹部に残ることがあり触るとかぶれることがあるとのこと.



基本情報

和名
ヒロヘリアオイラガ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) ボクトウガ上科 イラガ科 イラガ亜科 Parasa 属
英名
Blue-striped Nettle Grub
学名
Parasa lepida (Cramer, 1779)
状況
時期
123456789101112
成虫1
幼虫11

写真とメモ

近所の住宅地,2023年9月4日朝,くもり

なかなか公園に行くことができないので,朝自宅を出るときに自宅周辺で見つけたガをアップ.翅の基調色が黄緑色のアオイラガと呼ばれる種類のどれかですが,前翅の外縁部の褐色部の幅が広いので,外来種のヒロヘリアオイラガと判明.模様が近いのは在来種のクロシタアオイラガですが,外縁の褐色部の境界線がなめらかで,前翅の基部の褐色部が前縁に沿って広がっているのがヒロヘリアオイラガです.

近所の住宅地,2023年9月4日朝,くもり

ヒロヘリアオイラガは,ずっと以前,近所の公園で幼虫も見つけたことがありますが,まだ園内では見たことがありません.参考2によると,ヨコヅナサシガメの生息するところでは個体数が増えないらしいとのこと.園内ではヨコヅナサシガメは多いので,園内にはこの種類は少ないのかもしれません.



近所の公園,2014年7月26日夜,くもり

盆踊りをやっていた近所の公園でみつけたイラガ類の幼虫.ふつうのイラガの幼虫には体に茶色い部分がありますが,それがなく,中央に青っぽい斑点列があります.アオイラガ,ヒロヘリアオイラガなどがこの模様ですが,アオイラガは中央の青い部分が鮮やかのようなので,色調が地味なヒロヘリアオイラガという種類に見えました.終齢幼虫か,その一つ前の4齢幼虫ぐらいだと思います.この種類の原産地はインド,東南アジアから中国まで.日本では,特定外来種などには指定されていませんが,関東以西に定着している外来種です.幼虫を触ると毒針が刺さって腫れるのは在来種のイラガ類と同じ.



参考

  1. ヒロヘリアオイラガ. “みんなで作る日本産蛾類図鑑”. http://www.jpmoth.org/Limacodidae/Limacodinae/Parasa_lepida_lepida.html, (参照 2023-09-05).
  2. ヒロヘリアオイラガ. “国立環境研究所 侵入生物DB”. https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/60020.html, (参照 2023-09-05).
  3. . “”. , (参照 ).