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園内の街灯の下,2024年8月24日夜,くもり

かなり昼行性の強い種類だと思っていましたが,灯火に来ていたのを初撮影.



基本情報

和名
シロオビノメイガ
分類
節足動物門 昆虫綱 チョウ目 (ガ類) メイガ上科 ツトガ科 ヒゲナガノメイガ亜科 Spoladea
英名
Beet Webworm Moth, Maize Moth
学名
Spoladea recurvalis (Fabricius, 1775)
状況
時期
123456789101112
成虫1331

写真とメモ

グリーンプラザ裏,2023年10月8日朝,くもり

ソバの花にはたくさんのチョウや昼に飛ぶガが来ていました.ただし,秋も深くなり小さな種類ばかりで,花に来ていたガの8割はこの種類で,他に来ていたのはセセリチョウやノメイガ類が中心.写真の右端にはブドウトリバが写っています.



小合溜沿いの草地,2021年11月7日午前,晴れ

個体数の多いノメイガ類の中で,園内でとくによく見る種類です.

このグループは翅の模様の似た種類が多く写真を撮ってみないとその場で確認しにくいです.写真で種類が判断できるのはいいですね.昆虫を採集して標本箱に並べるのは手間と保存スペースが大変ですし,珍しい種類では気がひけるのですが,写真ならば並べ放題です.



中央広場,2017年9月24日朝,くもり

中央広場の中央の草地で発見.このガはこの草地で発生しているようですが,この場所はクズオオブタクサだらけの印象ですので,ここで何を食べているのかと食草を調べてみました.一般にはホウレンソウを食害する種類として有名のようですが,ここにも生えていそうな種類としては,アカザ,スベリヒユ,その他のウリ類と幅広い種類を食べるようです.



中央広場,2013年9月29日朝,晴れ

小さなガですが,くっきりとした白い模様のある印象的な種類です.中央広場のクズのやぶで,イノコヅチの花に来ていました.シロオビノメイガは,主として熱帯を中心に世界中に生息する種類とのことです(参考2).


その他の観察記録(写真未掲載)

  • 2025年10月13日午前,くもり,小合溜沿いの草地.多数
  • 2025年10月5日朝,晴れ,小合溜沿いの草地.1頭
  • 2025年9月28日午前,くもり,小合溜沿いの草地.1頭


参考

  1. シロオビノメイガ. “みんなで作る日本産蛾類図鑑”. http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Spoladea_recurvalis.html, (参照 2023-10-15).
  2. "Spoladea recurvalis," Wikipedia, The Free Encyclopedia, https://en.wikipedia.org/wiki/Spoladea_recurvalis (accessed February 18, 2022).
  3. . “”. , (参照 ).