オニノゲシ Prickly Sowthistle
基本情報
- 和名
- オニノゲシ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 キク類 キク目 キク科 ノゲシ属
- 英名
- Prickly Sowthistle
- 学名
- Sonchus asper
- 状況
- IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種:侵略的外来種(北中南米、オーストラリア、パキスタン、英国など)、原産(アジア、アフリカ、ヨーロッパ) (参考1)
写真とメモ
道端の草地に生えていたオニノゲシ。同じ場所にはノゲシも並んで咲いていました。ノゲシとオニノゲシは近縁でどちらも外来種ですが、日本以外でも世界中に広がりつつあるようで、一部の地域では侵略的外来種として扱われています。
ノゲシとオニノゲシの区別法としては、花はそっくりなので区別は難しく、葉の違いがわかりやすいとのこと。そのうちのひとつには、葉のトゲが痛いか痛くないかというのがありました。触ってみると確かに葉の触り心地がぜんぜん違います。オニノゲシの葉はトゲが多くしかもトゲが硬いので、触るとゴワゴワ、チクチクします。それに対し、ノゲシの葉もトゲがあることはありますがずっと少なくて柔らかく、全然痛くはありません。他にも葉のつやが強いのがオニノゲシ、葉の付け根が茎の反対側まで直線的に飛び出しているのがノゲシ、など様々あります。
葉の拡大。
葉の付け根。
参考
- issg Database: Distribution of Sonchus asper - 『ISSG Global Invasive Species Database』 http://www.issg.org/database/species/ecology.asp?si=1450&fr=1&sts=sss&lang=EN
- オニノゲシ - 『Wikipedia 日本語版』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%82%B2%E3%82%B7
- ノゲシ、オニノゲシ - 『草がともだち(まんがのえんがわ)』 http://blog.goo.ne.jp/hikawa_001/e/ec3a98303e5a8352bc6a08e857e82410
- 道ばたに見る春の草たち・ノゲシのなかま - 『市街地の生きもの』 http://www2.kobe-c.ed.jp/shimin/hirose/sprgrass/page0107.html
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