ウバメガシ Ubame Oak
基本情報
- 和名
- ウバメガシ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 バラ類 ブナ目 ブナ科 コナラ属
- 英名
- Ubame Oak
- 学名
- Quercus phillyraeoides
- 状況
-
- 千葉県レッドリスト(植物、2008):[B] 重要保護生物 (参考1)
写真とメモ
圃場の端の方にナラ類らしい花が咲いているのをみつけたので撮影。ウバメガシは他のカシ類やシイ類とともに照葉樹林を作る種類で西の方に多く、和歌山県のウバメガシは備長炭の原料で有名(参考3)。高木になりますが成長が遅く、むしろ海岸沿いの崖際などの悪い環境で低木のように生えることも多いそうです。そのため、備長炭の需要が多い現在では、現地のウバメガシの枯渇が問題になっているようです。
高さ3~5mぐらいの木がこの場所には1本だけ、枝をまわりに広げていました。
雄花の拡大。
丸みのある小さめの葉で、他のナラ類とはちょっと雰囲気が違います。
参考
- 絶滅危惧種の保護に向けて - 『千葉県 環境生活部 自然保護課 生物多様性センター』 http://www.bdcchiba.jp/endangered/index.html
- ウバメガシ - 『Wikipedia 日本語版』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%90%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%82%B7
- 紀州備長炭とは - 『和歌山県ホームページ』 http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070600/070800/tokuyou/koutei.html
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