ノキシノブ Thunberg's Lepisorus
基本情報
- 和名
- ノキシノブ
- 分類
- (シダ・コケ) (シダ類) ウラボシ綱 ウラボシ目 ウラボシ科 ノキシノブ (Lepisorus) 属
- 英名
- Thunberg's Lepisorus
- 学名
- Lepisorus thunbergianus
- 状況
写真とメモ
植生保護区の外縁の大木の幹から「草が生えている」のにはいつも通る度に気づいていましたが、葉の裏にびっしり胞子のかたまりのようなのができているのを見つけて写真を撮ってみました。ノキシノブというシダ類です。ノキシノブは、軒下でしのぶ姿の意味だそうで、木の幹や岩など、寺社や庭園などでも普通に見られる種類とありました。本州以南には普通の種類とのことですが、本州の北の方出身の自分にはあまり馴染みがなく、これがあると南国(ジャングル?)っぽい風景を感じます。
拡大したところ。葉の表には点が列をなして並んでいますが、この裏に胞子嚢があります。ノキシノブ属にはノキシノブ、ヒメノキシノブ、ミヤマノキシノブなどがあり、参考3の区別法によると、葉が1箇所からまとまって出ること、葉柄が非常に短いこと、葉の先端が尖っていること、胞子嚢の数が多いことなどからノキシノブとなりました。
葉の裏に茶色い団子を並べたような、ノキシノブの胞子嚢(ソーラスと呼ぶそうです)。分類のウラボシ類とは、葉の裏に「胞子嚢」がかたまりとして星のようについているのが由来とのこと。
こちらはまだ形成途中と思われる緑色の胞子嚢です。
参考
- ノキシノブ (2019年1月24日 03:08 UTC)-『ウィキペディア日本語版』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%8E%E3%83%96
- ノキシノブ - 『三河の植物観察』 http://mikawanoyasou.org/sida/nokisinobu.htm
- ノキシノブの仲間 - 『みくらべる~む(大阪南部の自然 シダ植物)』 http://www.ne.jp/asahi/sunsun/tanpopo/mikurabe/nokisinoburui/nokisinoburui.htm
- - 『』
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