基本情報

和名
アセタケ類
分類
菌界 担子菌門 (キノコ類) ハラタケ綱 ハラタケ目 アセタケ科 アセタケ (Inocybe) 属
英名
A Species of Fiber Caps
学名
Inocybe spp.
状況

写真とメモ

不明キノコ3

水産試験場跡地、2019年9月22日お昼、晴れ

疎林の地面にたくさん生えていた褐色のキノコ。アセタケ類?のページに入れましたが種類は不明です。カサは中央が尖っていて、全体が顆粒状。

水産試験場跡地、2019年9月22日お昼、晴れ

ヒダは中ぐらいで、ちょっと古くなった菌ですがヒダの色はカサと同じ褐色。柄は褐色がかった白で繊維状。

水産試験場跡地、2019年9月22日お昼、晴れ

ヒダと柄の断面。柄は中空でヒダは離生。ヒダには褐色の斑点ができています。


不明キノコ2

園内の林、2019年6月9日午前、くもり

林内の道端で見つけた中型のキノコ。おそらくアセタケ類なのですが、見た目で区別のつきにくい種類が多くて、素人泣かせのグループです。写真のキノコも種名までたどり着けませんでした。

カサは黄色味の強い褐色で、中央が盛り上がっています。放射状の線が見え、一部がまだらに濃い色になっています。

園内の林、2019年6月9日午前、くもり

園内の林、2019年6月9日午前、くもり

ヒダはやや密で色調はカサの色に近い褐色。柄は基部以外は白くて表面は繊維状、内部は中空。


不明キノコ1

園内の林、2018年9月17日朝、くもり

林の中で見つけた小ぶりのキノコ。最終的に種類までたどり着けませんでした。カサは屋根型、褐色で中心部の色が濃く、表面がざらついた繊維状で、放射状のすじがみえます。縁にふさがついています。ヒダは密で薄い褐色、付き方は上生または離生。柄は白色で表面が繊維状~ささくれ状、内部は中空です。

よく似た種類がアセタケ属にいくつかみつかりましたが、アセタケ属は世界で850種(参考1)、日本でも150種近く(参考2)が見つかっているという大所帯なのですが、素人向けの情報は有名な一部の種類しかなく、これらを区別するのが難しそうです。アセタケ属の一種ということで、未同定のままにしておきます。ちなみに、参考3でみつけた写真が、上のキノコとちょっと似た感じだったのですが、残念ながらそちらでも同定されていませんでした。似たような種類を見つけたらまた写真を追加してみます。アセタケ属は以前はフウセンタケ科に分類されていましたが、フウセンタケ科がいくつかに分けられた際、アセタケ科になりました。

園内の林、2018年9月17日朝、くもり

こちらは老菌らしく、カサの周囲がほころびています。

園内の林、2018年9月17日朝、くもり

横から見たところ。

園内の林、2018年9月17日朝、くもり

カサの断面。柄の内部の中空なところも見えます。



参考

  1. Inocybe (2 April 2018, 16:36 UTC) In Wikipedia: The Free Encyclopedia. Retrieved from https://en.wikipedia.org/wiki/Inocybe
  2. 日本産アセタケリスト - 『兵庫のアセタケ』 http://inocybe.info/_userdata/species/inocybe-japan.html
  3. 教えてください - 『身近なキノコ図鑑(そらいろネット)』 http://sorairo-net.com/plant/10/2005/049.html
  4. - 『』