基本情報

和名
ヨタカ
分類
鳥綱 ヨタカ目 ヨタカ科 ヨタカ属 (Caprimulgus)
英名
Grey Nightjar
学名
Caprimulgus jotaka
状況
環境省レッドリスト2020[NT] 準絶滅危惧 (参考1)
東京都レッドリスト(本土部)2020年見直し版 東京都区部における区分:[EX] 絶滅,東京都本土部全体における区分:[EN] 絶滅危惧 IB 類 (参考2)
埼玉県レッドデータブック動物編2018(第4版) <繁殖鳥> 加須・中川低地における区分:[EX] 絶滅,全県における区分:[VU] 絶滅危惧 II 類 (参考3)
千葉県レッドリスト−動物編(2019年改訂版)[X] 消息不明・絶滅生物 (参考4)
IUCN レッドリスト 2023-1[LC] Least Concern ver 3.1(絶滅のおそれなし), Pop. trend stable (個体数動向安定) (参考5)

写真とメモ

園内の林,2015年11月11日午後,晴れ,撮影S

この日の午後,一人で公園に行ってきた子供が,私のカメラでこんな写真を撮ってきました.なんとヨタカ.自分は午前中に公園に行ってきたのですが,見ることができず.子供によると林の中に何十人ものカメラマンの人だかりができていたので近づいてみるとこの鳥がじっとしていたとのこと.首を後ろに向けて休息中のようです.

追記)ヨタカの分類の変更があったようです.かつては1種類が5つの亜種に分けられていたヨタカ Caprimulgus indicus は,現在は3種類に分けられたようです.1つは中国から日本などに分布するヨタカ Caprimulgus jotaka (英語名 grey nightjar),もう1つはインドを中心に分布する Caprimulgus indicus (英語名 jungle nightjar),そしてパラオに分布する Caprimulgus phalaena (英語名 Palau nightjar)です.

園内の林,2015年11月11日午後,晴れ,撮影S

ネット上でもこの写真と同じ場所に止まったヨタカの写真をたくさんみることができます.顔を上げている写真は参考7~9などに.水元公園でヨタカが見られるには数年ぶりで,この年は都内で他の場所でも目撃例が多いとのこと.ヨタカは夏鳥なので,東京よりも北のほうで夏を過ごした鳥が南方に戻っていく秋の渡りの途中なのでしょうか.



参考

  1. レッドデータブック・レッドリスト. “生物情報 収集・提供システム いきものログ” (環境省生物多様性センター). https://ikilog.biodic.go.jp/Rdb/booklist.
  2. レッドリスト・レッドデータブック・植生図. “東京都環境局”. https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/red_data_book/.
  3. 埼玉県レッドデータブックについて. “埼玉県生物多様性センター”. https://saitama-biodiversity-center-cessgis.hub.arcgis.com/pages/saitamardb.
  4. 千葉県レッドデータブック・レッドリストについて. “千葉県環境生活部自然保護課 生物多様性センター” https://www.bdcchiba.jp/reddatebook_redlist.
  5. BirdLife International. 2016. Caprimulgus jotaka. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22725702A94899999. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22725702A94899999.en. Accessed on 09 January 2023.
  6. 水元公園にヨタカが来た! “水元かわせみの里水辺のふれあいルーム”. https://mkawasemi.exblog.jp/22490529, (参照 2023-01-09).
  7. 11月11日(水元公園). “風の記憶(自然観察日記)”. http://kumio-yakushiji.net/2015nenn11gatu11niti.html, (参照 2023-01-09).
  8. 水元公園散歩 11月11日(金). “Andyの散歩日記”. https://blog.goo.ne.jp/suz21188/e/3246e0db9d18b975cc84e3deb1af3872, (参照 2023-01-09).
  9. . “”. , (参照 ).