シダレヤナギ Babylon Weeping Willow
基本情報
- 和名
- シダレヤナギ
- 分類
- 被子植物類 真正双子葉類 バラ類 キントラノオ目 ヤナギ科 ヤナギ属
- 英名
- Babylon Weeping Willow, Babylon Willow, Weeping Willow
- 学名
- Salix babylonica
- 状況
- IUCN/ISSG 世界の侵略的外来種:侵略的外来種(アフリカ、ヨーロッパ、北中米、オーストラリア、ニュージーランド)、原産(中国) (参考1)
写真とメモ
最新の写真
春に花の写真を撮ったシダレヤナギの木で、葉がもうすっかり出ていたので写真を撮ってみました。細くて先の尖った葉です。あちこちにヤナギルリハムシが止まっていました。
水辺観察池のほとりに植えられているシダレヤナギの花です。シダレヤナギは中国原産で、日本には奈良時代に入ったと参考2にありましたが、シルクロード経由で他の地域にも移されたそうで、現在でも一部地域で侵略的外来種の扱いです(参考1)。おしべがはっきりと見えるこの花は雄花なので、この木は雄株。雄株と雌株があるそうですが日本には雄株が多く、挿し木などで簡単に増やせるとのこと。黄緑色の花は地味ですが、春先にシダレヤナギの淡い緑色をつくっているのは葉よりも先に出る、この花だったのですね。
こちらはまだおしべのでていないつぼみ。
垂れ下がる枝には、花と若葉がたくさんついて風に揺れています。
樹形。
幹には縦方向のひび割れがありゴツゴツしています。
木の下から上を見上げたところ。早春の青空に映える若い緑。
1枚撮ってみたかった幽霊が出る感じのアングル。
参考
- issg Database: Distribution of Xxxxxx xxxxxx - 『ISSG Global Invasive Species Database』 http://www.issg.org/database/species/ecology.asp?si=1762&fr=1&sts=sss&lang=EN
- シリーズ自然を読む 樹木の個性を知る、生活を知る「シダレヤナギ」 - 『ゑれきてる』 http://elekitel.jp/elekitel/nature/2010/nt_97_sdyg.htm
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